自然豊かな地球にと願いを込めた青木さんの作品
「自然のバイオリン」
第22回ドコモ未来ミュージアム絵画部門小学5、6年生の部でドコモ未来大賞ゴールドを受賞した青木愛奈さん(内原小6年)が、令和6年度県ジュニア文化表彰に選ばれた。同表彰は次世代を担う子どもたちの文化に関する意識の高揚や振興を図るため、文化芸術の分野で世界的か、全国的な評価を受けた小中高の児童生徒らをたたえるもので、6年度は県下で1団体、11人を表彰する。
6年度県ジュニア文化表彰の対象期間は令和5年9月1日から令和6年8月31日までの1年間。青木さんは第22回ドコモ未来ミュージアム絵画部門小学5、6年生の部に、「自然のバイオリン」と題して水彩画を出品。見ていたアニメの主人公がバイオリンを引いており、それを取り上げて中央に描き、バイオリンを弾くと、その音色で花やリンゴ、ぶどうなど植物や果物が育っていき、馬やネコ、うさぎなどが集まるイメージに仕上げた。
同ミュージアムは「僕たち私たちの未来のくらし」がテーマ。絵画技術だけでなく、想像力からも評価され、トップの文部科学大臣賞に次ぐ、ドコモ未来大賞ゴールドを5年12月に受賞した。青木さんは「バイオリンの音色が世界中に響いて、自然豊かな地球になるといいなと願いを込めました」と振り返り、普段は美浜町のアトリエビアンコに週1回通って絵画創作に励んでおり「認められてうれしい。これを励みに、これからもがんばりたい」と笑顔だった。
11月4日午後1時から、県立図書館文化情報センター「メディア・アート・ホール」で「きのくに文化月間ジュニア文化表彰式」を行い、表彰する。
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