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御坊市制70周年「野口キャンプ場市民無料開放デー」 〈2024年10月1日〉

2024年10月01日 08時30分00秒 | 記事


アユのつかみ取りに大はしゃぎの子どもたち

市子連自然体験学習参加の子どもたちがテント張り


 御坊市制施行70周年特別記念事業「野口オートキャンプ場市民無料開放デー」は、28日から29日まで行われ、市民ら29組160人を無料招待した。参加者限定イベントでアユのつかみ取り&塩焼き、みーやちゃんの○✕クイズ、野外コンサートなどが行われ、にぎわった。参加者はテントを張り、思い思いのスタイルでキャンプ体験を楽しんだ。
 家族連れやグループは電源サイトやフリーサイトでテントを張るなど準備したあと、アユのつかみ取りを体験。日高川漁協の協力で約500匹が用意され、特設プールで20人程度のグループ別に、つかみ取りを行った。元気に泳ぎ回るアユを捕まえようと、子どもも大人もずぶ濡れになりながら必死。一人3匹ずつ捕まえ、その場で串を通し、備長炭で塩焼きにしてふるまわれ、好評だった。
 みーやちゃんのお楽しみタイムでは、○✕クイズが行われ、最後まで勝ち残った子ども1人にみーやちゃんグッズの新作「ストラップ」の引換券をプレゼントし、参加者全員にお菓子を配った。野外コンサートでは市職員ら男女4人のアコースティック音楽ユニット「MARUCHANS」と、地元の4人組バンド「スパイシーペキンダック」のライブを楽しんだ。アウトドアショップの販売コーナーもあった。
 参加者はバーベキューや飯盒炊さん、焚き火など思い思いのスタイルでキャンプ生活を楽しんだ。翌朝は「ステキ体操GO!GO!GOBO!」を行い、チェックアウトの正午まで、ゆっくり過ごしていた。
 キャンプ場は「とにかく広い、きれい、近い」を売りにキャンピングカーの聖地として人気を集め、利用者は2年連続で1万人を超えているが、市民の利用がほとんどなかった。「市民からも愛されるキャンプ場」にしようと、令和4年8月から市民割を導入したが、4年度(8月~5年3月)34件174人、5年度25件178人にとどまっているため、PRとして無料開放デーを実施した。

非常時に役立つおにぎりづくり
日高附属中3年が参加者に推奨
 日高高校附属中学校3年生6人が、ふるさと学習で防災とアウトドアをかけ合わせた「簡単おにぎりづくり」体験を実施し、子どもたちが参加した。
 非常時でも簡単におにぎりをつくれる技を知ってもらおうと、O・5合の米を入れたジップロックを渡し、それを水で2回洗い、水を入れて10分間浸したあと、飯盒炊さん用の釜で湯を沸かし、それに15分間入れれば炊きあがり、ラップでおにぎりにして食べた。


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