アユのつかみ取りに大はしゃぎの子どもたち
市子連自然体験学習参加の子どもたちがテント張り
御坊市制施行70周年特別記念事業「野口オートキャンプ場市民無料開放デー」は、28日から29日まで行われ、市民ら29組160人を無料招待した。参加者限定イベントでアユのつかみ取り&塩焼き、みーやちゃんの○✕クイズ、野外コンサートなどが行われ、にぎわった。参加者はテントを張り、思い思いのスタイルでキャンプ体験を楽しんだ。
家族連れやグループは電源サイトやフリーサイトでテントを張るなど準備したあと、アユのつかみ取りを体験。日高川漁協の協力で約500匹が用意され、特設プールで20人程度のグループ別に、つかみ取りを行った。元気に泳ぎ回るアユを捕まえようと、子どもも大人もずぶ濡れになりながら必死。一人3匹ずつ捕まえ、その場で串を通し、備長炭で塩焼きにしてふるまわれ、好評だった。
みーやちゃんのお楽しみタイムでは、○✕クイズが行われ、最後まで勝ち残った子ども1人にみーやちゃんグッズの新作「ストラップ」の引換券をプレゼントし、参加者全員にお菓子を配った。野外コンサートでは市職員ら男女4人のアコースティック音楽ユニット「MARUCHANS」と、地元の4人組バンド「スパイシーペキンダック」のライブを楽しんだ。アウトドアショップの販売コーナーもあった。
参加者はバーベキューや飯盒炊さん、焚き火など思い思いのスタイルでキャンプ生活を楽しんだ。翌朝は「ステキ体操GO!GO!GOBO!」を行い、チェックアウトの正午まで、ゆっくり過ごしていた。
キャンプ場は「とにかく広い、きれい、近い」を売りにキャンピングカーの聖地として人気を集め、利用者は2年連続で1万人を超えているが、市民の利用がほとんどなかった。「市民からも愛されるキャンプ場」にしようと、令和4年8月から市民割を導入したが、4年度(8月~5年3月)34件174人、5年度25件178人にとどまっているため、PRとして無料開放デーを実施した。
非常時に役立つおにぎりづくり
日高附属中3年が参加者に推奨
日高高校附属中学校3年生6人が、ふるさと学習で防災とアウトドアをかけ合わせた「簡単おにぎりづくり」体験を実施し、子どもたちが参加した。
非常時でも簡単におにぎりをつくれる技を知ってもらおうと、O・5合の米を入れたジップロックを渡し、それを水で2回洗い、水を入れて10分間浸したあと、飯盒炊さん用の釜で湯を沸かし、それに15分間入れれば炊きあがり、ラップでおにぎりにして食べた。
その他の主なニュース
● みなべ町長選 新人の山本秀平氏が初当選
● 御坊市スケートボード協会主催のスケボー体験教室開催
● 日高地方交通安全功労者・優良運転者等表彰式
● 美浜町敬老会、町文化協会芸能発表会 合同開催