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都道府県対抗駅伝県メンバーに管内から男女5選手 〈2016年12月22日〉

2016年12月22日 08時30分00秒 | 記事

 来年1月に開催される第22回全国都道府県対抗男子、第35回同女子駅伝競走大会に出場する県選手団のメンバー23人が発表された。日高地方から湯川中3年の家吉新大君(15)、和歌山北高3年の沖見史哉君(18)=南部中卒=、ふるさと選手で愛知製鋼(株)所属の中村悠二さん(27)=高城中-日高高-山梨学院大、みなべ町出身=、神島高1年の清水梨穂さん(16)=上南部中卒=、和歌山北高3年の岡奈津美さん(18)=早蘇中卒=の男女5人が選ばれた。

 中学、高校、大学・一般の選手がタスキをつなぐ恒例の大会で、選考会や今年の実績を参考に男子10人、女子13人を選抜した。
 男子は1月22日に広島県で開催し7区間48キロを走る。1区(7キロ)、4区(5キロ)、5区(8・5キロ)が高校生、2区と6区(いずれも3キロ)は中学生、3区(8・5キロ)と7区(13キロ)が大学・社会人区間となる。
 2年連続で選抜された家吉君は今季、5月の和歌山陸上カーニバル中学生男子3000メートル、7月の県中学総体3000メートルでいずれも優勝、全国中学校総合体育大会やジュニアオリンピックにも出場と大舞台を経験。3000メートルの自己ベストは9月の記録会でマークした8分48秒台。
 沖見君は3年ぶり2回目の代表入り。今季は6月の県高校総体3000メートル障害で優勝し近畿高校総体に出場、11月の県高校駅伝ではエース区間・1区(10キロ)を区間賞の走りでつなぎ北高9連覇に大きく貢献した。5000メートルの自己ベストは10月の記録会で出した14分43秒、3000メートルは8分43秒。
 中村さんは学生時代を含め7年連続9回目の代表入りで、今年もふるさと選手でエントリー。社会人5年目の今季は、11月の中部実業団対抗駅伝で5区(12・6キロ)を区間4位でつなぎ総合4位で来年元旦のニューイヤー駅伝に12年連続33回目の出場を決めた。4月から主将も務めチームを牽引する。5000メートルの自己ベストは13分56秒14、今季ベストは14分26秒台。
 家吉君は「メンバー入りは通過点。出場できれば県代表として恥じない走りを見せ、和歌山県チームに貢献できるよう全力を尽くしたい」。沖見君は「代表に選ばれてうれしい。3年前は大会で走っていないので、選ばれれば、しっかり準備し結果を残したい。非常にレベルの高い大会なので、積極的な走りで30番以内でたすきをつなぎたい」。中村さんは「今年も代表に選んで頂きうれしい。最大限の力を発揮するとともに、経験を生かし、チーム過去最高順位を目指し頑張りたい」。
 女子は一足早い15日に京都府で開催し9区間42・195キロを走る。3区と8区(いずれも3キロ)が中学生、残り7区間は高校生、一般どちらでもよい。
 管内から選ばれた清水さんは3年連続の代表入り。今季は8月の県高校ユースで1500メートル、3000メートルとも優勝し近畿高校ユースでは1500メートル7位、3000メートル8位。11月の県高校駅伝は4区を走り区間賞を獲得しチーム4連覇にも貢献。3000メートルの自己ベストは近畿ユースでマークした9分46秒。
 岡さんは6月の県高校総体で1500メートル、3000メートルとも2位に入り近畿総体に出場。7月の国体選考会を兼ねた県選手権・少年A3000メートルでも2位と活躍。3000メートルの今季自己ベストは10分01秒。
 清水さんは「選ばれたからにはレースで走りたいとの思いを強く持っています。もし走ることができれば1秒にこだわり、チームのために全力で走りたい」、岡さんは「今年も代表に選ばれてうれしいです。出場できれば、和歌山チームのためにいい順位で走りたい。チームの目標は20位以内です」。
 また、指導スタッフとして管内から県男子チーム支援コーチに岡本浩一さん(湯川中講師)、県女子チームコーチに間野大奈さん(名田中講師)が選ばれた。
 大会を前に女子はすでに一度試走を行い、今月27、28日と1月7、8日に田辺スポーツパークで合宿を実施。男子は今月28~30日に試走、1月4日~6日に紀三井寺公園陸上競技場で合宿を行う。県選手団の壮行会は1月4日午前10時から紀三井寺競技場正面玄関前で開く。
 県チームの過去最高成績は男子が26位(第4回大会)、女子は5位(同)。


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