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18日、日高川交流センターであすなろ倶楽部本公演 〈2024年8月7日〉

2024年08月07日 08時30分00秒 | 記事


本公演に向けて最後の合同練習に励むメンバー


 日高川町のダンス、歌、演技の表現団体「あすなろ倶楽部・絆の星」の第9回本公演「絆の星~鼓動響く清流の地より~」が18日に高津尾の日高川交流センターで開かれる。昼夜の2回公演。先週末には参加団体による最後の合同練習が同センターで行われ、メンバーらが本番に向けて熱心に練習に取り組んだ。
 参加団体は、同倶楽部のほか、日高川ごんぱっちーず☆、大阪狭山市立公民館青少年セミナー表現倶楽部うどぃ、佐賀県で活動する表現の絆みらぃ。
 物語は、都会に憧れ、高校進学を機に大阪に出たいノゾミと、親の都合で引っ越しを繰り返し、故郷を持てないカナが、夏祭りで出会う場面から始まる。ある日、2人は過去にタイムスリップ。町の歴史を触れ、偉人と出会う中で、今まで知らなかった故郷の魅力に気付くことになる。「ノゾミ」を演じる伊藤明莉さん(中津中2年)と、「カナ」を演じる川口美咲さん(美山中2年)のダブル主演で、昼公演では美山太鼓保存会がオープニングアトラクションを披露する。
 練習は、4月から週1回のペースで旧高津尾小体育館で始まり、6月から週2回、6~8月は月1回で合同練習も行った。最後の合同練習だった先週末は、全団体が交流センターに集結。脚本兼演出家や指導スタッフから細かい動き、台詞の言い回しやタイミング、ダンス中の表情などさまざまな表現方法で指導を受けながら、メンバーは真剣な表情で練習に励んでいた。
 同倶楽部は平成24年に誕生。現在小中高生20人が所属している。中本毅代表は「4月から時間が限られる中で、頑張って練習してきました。子ども達のパワー、気持ちを多くの皆さんに見て頂きたい。『一生懸命はかっこいい』を合言葉に頑張ります」とPR。
 18日は昼(午後11時30分開場、正午開演)、夜(午後4時30分開場、午後5時開演)の2回公演。昼公演のチケットはすでに完売しているが、夜公演はまだ余裕がある。前売りチケット(当日は500円増)、大人1500円、高校生以下500円で全席自由席。同センター(電話24・9333)、川辺公民館(22・9553)、美山公民館(23・9510)、寒川出張所(58・0001)で販売。
 問い合わせは、中本代表(090・3679・5027)か、同センターへ。


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