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松本秀司・日高町長公約「比井崎コミュニティ公園」来年4月供用へ 〈2023年6月15日〉

2023年06月15日 08時30分00秒 | 記事


目玉となる複合遊具


 日高町は開会中の6月議会に提出の一般会計補正予算に、旧比井小グラウンドの有効活用へ「比井崎コミュニティ公園」の整備事業費1億1284万円を計上。松本秀司町長が掲げた公約の一つで、旧校舎は、すでに民間によるカフェ運営など利活用されており、合わせてグラウンド側を公園整備することで、相乗効果による地域活性化に期待。予算が可決されれば、誰もが憩える場づくりへ向け、3つのスペースを取り入れ、来年4月の供用開始を目指す。

 400平方メートルの幼児向け「ちびっこスペース」では、3つの滑り台等がついた複合遊具「プレイボードワンダー」やスイング遊具、乳幼児用もついたブランコなどを置き、楽しめる空間にする上、緑のゴムチップを敷き、けがをしにくい、クッション性を高めた地面にし、安全面にも配慮。
 500平方メートルの「くつろぎスペース」には、下はレンガ調に組み合わせたインターロッキング舗装でおしゃれにし、格子状の屋根を持つ構造物「バーゴラ」を設け、日よけ機能に特化したシェードタイプを導入。社会医療法人黎明会=御坊市=が物販を併設したカフェ「ひいのの」が旧校舎内にあるため、バーゴラにベンチを置いて、くつろぎながら、保護者らは子どもたちを見守れる空間に仕上げる。
 この2つのスペースは西側の旧校舎側に上下に分けて設け、残る東側はグラウンド2100平方メートルで、スポーツなどができる「多目的スペース」にし、バーゴラや健康遊具も設置。18台(うち障がい者等用駐車区画1台)が止められる駐車場や駐輪場、多目的トイレも整備する。
 主にふるさと納税で積み立てた地域づくり推進事業基金で予算を確保したほか、遊具は宝くじコミュニティ助成事業で1000万円を活用。町は「子どもからお年寄りまでが集え、ゆっくりできる公園にし、多くの人が訪れてほしい。予算が可決されれば、来年3月中に完成させ、4月から供用開始したい」としている。


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