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由良町議選、馬場博文氏3回目のトップ当選 〈2019年2月19日〉

2019年02月18日 00時05分00秒 | 記事

馬場氏、妻のきよ美さんを中央に万歳三唱でトップ当選を喜ぶ


 任期満了に伴う由良町議会議員選挙(定数10)は17日に投票、即日開票され、有権者の信任を得た新選良が決まった。定数2人超過の12人による少数激戦となり、現職の馬場博文氏(55)=衣奈=が582票を獲得し3回目のトップ当選で4選(うち1回は無投票)を飾った。新人の岩崎清和(65)=里=、現職の由良守生(59)=門前=両氏が涙をのんだ。当日有権者数は5046人(男2431・女2615)。投票者数は3962人(男1897・女2065)で、投票率は78・52%(男78・03%、女78・97%)で、前回を5・22ポイント下回り過去最低を更新した。無効73票。

国道42号水越峠改良実現を
笑顔の馬場氏 4期目へ決意新た

 衣奈の選挙事務所には多くの支援者が集まり、582票での3回目のトップ当選に「やったぞ!」と歓声や拍手がわき起こり、万歳や花束贈呈、乾杯で勝利の喜びを分かち合った。中嶋芳春後援会長は「トップ当選させていただけたのも皆さんのご支援のたまもので、本当にありがとうございました。582票におごらず、前向きに力強く4期目を歩み、皆さんのご期待に応えてくれると思います」とあいさつした。
 馬場氏は「8年前のトップ当選は前・藤田議長との接戦だったが、今回は断トツでトップ当選させていただいた。3期12年間の実績を評価していただいた結果だと思います。政治の師匠である二階俊博先生から『政治家は強なかったらあかん。物が言える、物を聞いてもらえるのは力だ』と言われたが、今回で私もこれからの政治活動を楽させてもらえそうで本当にありがたい。私一人ではここまで来れなかった。皆さんのおかげです」と感謝の気持ちを述べた。
 今後の抱負として「初当選以来、由良町を良くしたい、活力ある住みよい町にしたいと、人口減少対策や教育の充実、子育て支援、産業振興などに取り組んできた。畑中町長との二人三脚で町内の隅々までかなり良くなった。由良港整備事業が着手されるなどインフラ整備も進んでいる。次の4年間も人口減少対策などに全力で取り組むが、新たな目標として国道42号水越峠改良の早期実現に向けて私の全精力を傾注したい。町発展に向け、初心に戻って全力で頑張ります」と決意を述べた。


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