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美浜町同時選きょう(10日)投開票 〈2019年2月10日〉

2019年02月10日 08時30分00秒 | 記事

 任期満了(町長3月3日、町議2月13日)に伴う美浜町長・町議(定数10)同時選は、5日間の選挙戦を終え、きょう10日に投開票される。町長選は、3選を目指す森下誠史候補(63)=三尾=と新人・籔内美和子候補(56)=浜ノ瀬、前町課長=が一騎打ち。町議選は定数を1人上回る11人での選挙戦となった。住民の関心は町長選に向き町議選まではそれほど届いていないようだが、投票率は近年下降傾向にあるなか前回(町長選80・39%、町議選80・40%)並みを保てるか。投票は10日午前7時から午後6時まで、松原地区公民館など町内6カ所で行う。開票は午後7時30分から地域福祉センターで行い、午後8時から30分ごとに発表する。町長・町議選とも午後9時ごろに結果が判明する見通し。2月4日現在の有権者数は6292人(男2889・女3403)。

 町長選には、現職・森下誠史氏と新人・籔内美和子氏が立候補。
 選挙戦で、森下陣営は、これまで同様の「感動の美浜は、笑いと元気から」をスローガンに、「初心忘れず、現場主義」を象徴する作業服姿で、2期8年の実績と取り組み半ばの事業施策を完成させたいとの熱意を訴えてきた。
 籔内陣営は「『強く』『優しく』『美しい』まち美浜」をスローガンに、県下初の女性首長を誕生させて町を変える一歩を踏み出し、女性の力を生かして町民みんなで新たな流れを作り上げようと、現町政変革の情熱を訴えてきた。
 現町政継続の森下氏か、変革の籔内氏か-。いよいよ有権者の審判が下される。
 町長選の投票率は、昭和62年の93・28%以降低下し続けており、平成23年の前々回で82・77%、平成27年の前回で80・39%。今回も激戦と言われるものの目立った争点はなく、町選管では引き続き低下か、と見ている。


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