大賞に選ばれた権神さんの「紙吹雪」
日高川町観光協会が、写真を通じて町の素晴らしさを再発見し、観光PRなどを目的に開催している第9回フォトコンテストの入賞者が決まり、紀道祭の獅子舞を撮影した権神貞夫さん(63)=美浜町田井=の「紙吹雪」が、2年連続の大賞に輝いた。金賞には堀内勇さん(橋本市)、銀賞には近藤雄一さん(日高川町)と児玉有一さん(同)が入賞したほか特別賞に2点を選んだ。
「日高川町の魅力」をテーマに、日高地方を中心に県内外の15人から37点の応募があった。今回も農林水産業や日々の生活などの作品応募を呼びかけたが、例年同様に祭礼や道成寺などが多かった。
昨年、道成寺鐘供養会式のジャンジャカ踊りの大蛇を捉えた作品で大賞を獲得した権神さんは、今回は10月に紀道神社で行われた紀道祭で、赤い紙吹雪が舞う中の三百瀬若中獅子舞を撮影した「紙吹雪」で連続大賞を獲得した。賞金3万円と副賞の産品が贈られる。
金賞(賞金2万円と副賞)には、満開の桜に染まる道成寺を撮影した堀内さんの「桜暖簾」。銀賞(賞金1万円と副賞)には、地元寒川特産のシイタケをアップで撮影した近藤さんの「山の恵み」と霧に包まれる椿山ダム湖の姿を写した児玉さんの「霧のダム湖」。特別賞には土生八幡神社の秋祭りを撮影した阪口成次さん(御坊市)と、椿山ダム湖のこいのぼりを撮影した堀啓子さん(大阪市)が入賞し、町特産品(5000円分)が贈られる。
応募作品は町のPRポスターや観光パンフレットなどに使用される。
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