スパウターを使った薬剤散布作業の様子
美浜町は24日、町内の煙樹海岸松林一帯で、今年度第1回の松くい虫防除のための薬剤地上散布を実施した。
駆除するのは主に、マツノマダラカミキリ。松の幹のなかに入って木を枯らすマツノザイセンチュウを、体に付けて飛び交うことで、センチュウを拡散させてしまう。町ではカミキリが増え始めるこの時期に毎年行っている。
24日は早朝4時ごろから午前中、薬剤業者や町と県の職員らが作業にあたった。スミパイン乳剤を180倍に薄め、スパウターと呼ばれる大型噴射機と動力噴霧機を使って松に噴射した。
薬剤地上散布は6月13日に2回目、7月4日に3回目を行い、防除を徹底する。
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