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由良町白崎青少年の家ですいせん祭、多くの家族連れで賑わう 〈2017年1月31日〉

2017年01月31日 08時30分00秒 | 記事

スイセンを観賞

親子でヨガを体験


 第14回すいせん祭は29日、由良町の県立白崎青少年の家=大引=で開催した。ぽかぽか陽気とあって県内外から多くの家族連れが訪れ、敷地内に咲き誇るスイセンを観賞、陶芸やクラフト体験、おもしろサイエンス、親子ヨガなどを満喫。御坊市で集団食中毒が発生したのを受け、飲食物の提供をとりやめる事態となったが、大きな混乱はなくイベントを楽しんだ。

 主催は同青少年の家「体験の風をおこそう」実行委員会。
 穏やかな陽気に包まれたこの日、敷地内の至るところでスイセンが開花し、群生地の番所山でも見ごろを迎えた花が来場者を出迎えた。訪れた人も「お花畑や」「いい香りがするわ~」と話しては記念撮影したり、目の前に広がる海や島の景色を楽しんだ。
 体験一色のイベントとなり、プレイプラザで陶芸やゲーム、研修室ではバルーンアート、プラ板クラフト、まが玉ペンダント、マグカップの絵付け、体育館では竹とんぼ・ぐるぐる磁石・空気砲工作・がりがりトンボなどおもしろサイエンス、バドミントンや卓球など軽スポーツが行われ、どこも大賑わい。
 初企画の親子ヨガ体験(3回)は舟井愛子さん=有田川町=の指導の下、呼吸を整えながら合掌や基本のポーズを繰り返して体験を楽しみ、竪穴式住居ではマイギリ式火おこしを体験し昔の生活にふれた。
 食中毒の感染拡大を懸念し食事の提供をとりやめたことで、会場入り口に看板を設置し、来場者に断り文を記載したチラシを配布するなど対応にあたった。青少年の家によると、人気のピザ作りを楽しみに来た人が多く残念がる声もあったが、大半は「仕方ない」と理解を示していたという。


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