Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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アトッランティックが増えました~!

2014-11-25 13:41:32 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は昨夜から降り始めた雨がシトシト降っています。
気温も昨日よりも少し涼しくなって来ておりまして・・・12月が近い事を感じさせますね~。

そんな中荷物が・・・1個到着しました。
旧知の1/43友達である神奈川県のNさんからの荷物ですね~。


中身はウェスタンモデルのブガッティT57アトランティックです
このキットは栃木県のUさんのご依頼でNさんのご依頼のアトランティックの相乗り制作となりました。
キットが無かったのでこれもまたNさんからお譲り頂いたもの・・・
都合5台の制作(T57Gを含む)となりまして奇しくも250TRと同じ台数になりましたね~。

同じキットがなかなか3つも並ばないのですが・・・
問題点はいくつか有りますねフロントウインドウの角度が立ち過ぎている事やリアウインドウの角度が寝過ぎている事リアフェンダーの膨らみが少し足らないかな~。
まあ突っ込みどころ満載のキットですね、少しずつ直してゆきましょう~。

サフを入れました~!

2014-11-24 19:22:53 | Benz Tropfenwagen
今日も暖かく良い天気でしたね、明日位から少し不安定になる様ですが・・・季節柄しょうがないかもしれませんね~。
昨日書きましたフェラーリ375MMのフル開閉キットですが本日連絡を頂きまして無事に引き取り手が決まりました。
この円安の中ご決断を頂いたお客様には感謝申し上げます、私の方は取り次ぎだけなんで余り関係がないと言えば無いのですが・・・まあ取り敢えず必要としてくれる方の元にゆきますので貴重なキットが生きて来るんじゃないでしょうか。

さて、トロップフェンワーゲンは今日中にサフを塗りたいのですがその前にまだやっておかないといけない事が沢山有ります。
まず後のナンバープレートの部分ですがナンバー灯が付いていますがその横に何やらハンドル(ドアハンドルの様な物)が付いています。
形状からハンドルにしか見えないのですがどこにも開口部が見えないのです・・・
先日ご依頼者の方がいらっしゃった時にちょっと相談したのですが
手書きのナンバープレートの部分の縁に開口部が隠れていて写真では見えないかもしれないと想像しておりましてそれに沿ってナンバープレート型の筋彫りを追加しておきます。
まずアルミ板をナンバープレートの形に切りましてガイドを作ります。
大きさも位置も確認しながら筋彫りを入れますのでこの方法が一番簡単で確実だと思っています。

アルミ板を瞬間接着剤でボディに貼っておきまして筋彫りを掘ります。
幅は0.15mmですね。

筋彫りを掘っていたらなんと右上の角の部分に穴が空いてしまいました~。
ここは再びメタルで埋めて掘り直しですね・・・。
後の画像が実車の写真でしてハンドルとナンバー灯らしい物が見えますね。
この時代にナンバー灯が有ったのか・・・わからないのですがヘッドライトが有ったくらいですからね。

不要な筋彫りは埋めておきます・・・
ボディサイドの下側に有るのは筋彫りだったのですがこの部分のボディパネルの継ぎ目は板材を貼ってあって盛り上がっていますので筋彫りは無い方が処理し易いのです。
ライトの中にもライトの反射板を付ける為の壁を作る為にパテを充填しています。
さすがに何も無い所にはライトの反射板が付きませんからね~。

やっとサフを塗りましたよ~!
ボディなどの金属部品は通常版のウレタンサフを塗っています。

先ほどのボディの継ぎ目に使う真鍮帯金やドアの開口部のパッキン(!?)に使うハンダ線は折り曲げた時に塗料が割れて剥離しない様に軟化剤を入れたサフを塗っています。
ボディカラーやクリアーも同様の塗料を塗る事になりますね。

またまた珍しいキットのお知らせです

2014-11-23 19:51:33 | その他

このブログでキットのご紹介をするのは既に入手した物ばかりなんですが、今回はちょっと違います。
これから出て来るキットなんです。
先日マセラティA6GCSのフル開閉キットはご紹介しましたのですがあのキットは結構高額ながら何件かのお問い合わせを頂いた中、縁有って神奈川県の方に嫁いでゆきました。
1個しかなかったのでこれはもう早い者勝ちだったのですが朝直接電話を頂いた方の元にゆく事になったのですが、その後午前中にやはり関東方面の方から欲しいとのメールを受け取りましたが残念ながら・・・と言う事でご返事させて頂きました。

そんな熱気もさめやらぬ本日ですが、モデルアート111のHPにも紹介されているRef 6SK : Kit 375MM Panamericana #0358 open/closeをご紹介する事になりました。
このキットは10台の限定で今回のマセラティと同様に真昼製のボンネット/ドアを備えている物で、たぶんその全てが売約済みになっている様です。
たぶん完成品に付いているフィギアは付属しないと思います。

お値段は795ユーロとなりますから今のレートですと148円として117660円ですか。
この総選挙で少し円高に振ってくれれば良いのですが・・・どうでしょうね??

このお話が来たのは昨日の事ですがこのキットを予約されている方が不幸にも都合でキャンセルしなければならなくなったらしいのです。
興味の有る方はお問い合わせください。

誰もご連絡が無かったら・・・これもご縁なので私がちょっと考えてみましょうかね~。
(笑)

久しぶりに虹を見ましょうか!

2014-11-23 19:27:49 | Ferrari308GT Rainbow
この所あまり出番が無かったレインボーですがやっとシリコンを流せました。
シリコンを使う作業というのは他の作業と一緒に行なうと問題が出る事が有ります、その一つが仮組だったり塗装だったり致します。
塗装中というのはおわかりになると思いますが知らぬ間に指に付いたシリコンが塗装を弾いてしまいまして最初からやり直しになりかねない事態に発展してしまいます。
では仮組は?
と思われるかもしれませんが仮組中もシリコンが付いてしまいますと接着剤に影響が出てしまう事や後々の塗装には確実に響いて来ます。
しかも使っているシリコンゴムが透明なので付いた事に気が付かず・・・と言うのが更に事態を悪化させます(笑)
今日はトロップフェンワーゲンのタイヤのシリコン型を作る為にシリコンを使いましたから一緒に308GTレインボーにもシリコンを流しておきました。
下の画像はグリルとかテールレンズ等ですね。

流した直後なので気泡が有りますが次第に消えてゆきますからご心配なく!

こちらがオートクリエーションの内装やダッシュボードと永大グリップのホイールなどですね。
ホイールはまだどれを使うのかわかりませんが一応コピーしておいた方が良いと思いまして・・・


そしてこちらが大物のボディですね。

あれ?
良く見えませんか?
シリコンの表面が反射して写り込んでいまして良く見えないかもしれませんね・・・少し大きめに写してみましょう~!

ボディが見えましたか?
フロントウインドウの上側に白いプラ板が見えますでしょうか?
実はこのミニカーはルーフが脱着出来る様な構造になっておりましてその為にフロントウインドウの高さが少し低いのです。
本来ですと一度レジンで複製をしてからフロントウインドウの上側を整形して再び型取りをすると言う手間をかけますが、今回はここにプラ板を最初から浸けた状態で型取りしてレジンの一体整形で出来たボディを修正して使おうかと画策したのです。
後でプラ板とかで整形するよりも一体のレジンなら強度も十分じゃないかと考えたのです、しかも何度も型取りをしますと収縮に依る影響が大きくなって来ますからね~。
ちょっとミスがありましたね・・・シリコンが少し漏れていまして部品がシリコンの表面よりも出っ張ってしまいましたね・・・ほんの少しなんですが・・・後でシリコンを足しましょうかね~。


塗装とタイヤの準備ですね

2014-11-23 18:54:55 | Benz Tropfenwagen
今日も結構暖かく昼間は思わずトレーナーを脱いでしまいました。
しかし夕方になると結構急激に気温が下がってまいりましていつもの寒さに逆戻りでしたね。
暖かいのか寒いのかよくわからない天気ですね~。
11月もあと少しになりましたがこれでまだ雪が降っていないですからまだ楽なんですね、本日ご来店のお客様と話しをしましたがこの時期にまだミゾレさえ降っていないのでまだ寒さが足らないのかもしれません。

ここの所タイヤのレターを貼付ける作業をしていましたがどうも並びが気に入らず何度も何度もやり直しておりましたが何とか文字が並びました。
幸いにしてエッチングは沢山有りますから何度やっても不足する事は無いと思われますが・・・目はかなり疲れますね。
この文字の位置がホイール寄りというのも何度もやり直した原因の一つでして中央なら文字の列の歪みは見え難いのですがホイール寄りでホイールに近い部分と良い言うのは歪んだらすぐにわかってしまいます。
何度やり直しをしたのか数えてはいませんが・・・かなりの回数になりましたね。
文字が奇麗に並んだら今度は文字の上をペーパーで削ります。
文字のエッチングは0.2mm有りますのでそのままではかなり出っ張ってしまいます、文字の高さが不自然にならない様に高さを調整するのです。


タイヤの文字が完成したら今度は足をつけてプラ板で囲ってシリコンを流す準備をします。
これは特に変わった事はないのですが・・・

そしてシリコンを流しました。
途中真空注型装置の中でシリコンが泡立って溢れてしまうハプニングと言うか僕のミスなんですが・・・有りましたが何とか1次キャストが出来そうです。

他の部品はサフを塗る為の準備に入りました。
ボディと真鍮を叩いて作ったフェンダーは少しパテを盛る作業をしてからのサフになります。
全部の部品が揃ったらサフを塗りたいですね・・・明日は出来るかな??