Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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プロペラシャフト後部ジョイント及びギアケース後部の組立て

2015-07-23 19:34:23 | Bugatti Type57SC Atlantic
昨夜からの雨が朝になっても止まず昼過ぎ頃までず~っと降っていました。
おかげで今日も製作がいつもの倍のスピードで進みますね(笑)
そんな中アトリエの前の方を何やら白い物が通過してゆきました、普段は机の上の方を向いて仕事をしていますので視界に入れば何となく車が通ったとか近所の方が通られたとかわかるのですが車にしては小さ過ぎるし・・・人にしては動きが変だった・・・思わずハンダゴテを置きまして視線を上げてみましたが既に通り過ぎたのか何も見えません。
気になったので椅子から立ち上がって隣りのCafeに・・・
なんだ~白鷺さんでした!(笑)
どうやら増水した溝の中のザリガニを狙っていた様でした。
ザリガニは溝が増水して流れが速くなりますと当方のアトリエの前の流れの緩い溝に避難してくる様なのです・・・
それを知っていて白鷺が狙ってくるんですね~。
まあ彼等にしたらアメリカザリガニは伊勢エビかロブスター級のごちそうでしょうからね~。


私はロブスターも伊勢エビもここの所とんと食べていないですが・・・
仕事有るのみですね(笑)
さて本日はプロペラシャフトの後側のジョイントから仮組をしてみましょう。
基本的には前側の物と同じなんですが実車ではミッションは固定されていますのでリアのデフがサスペンションの動きに合わせて上下に動きますとジョイントが2つ無いとプロペラシャフトに余計な力がかかってしまいます。
しかも部品の状態で保管していますと無くなってしまい後で作り直しになってしまう事も有りますから・・・その為にも仮組は大切かな・・・

ジョイントの組立てはもう何度も繰り返し行ないましたので全く何の問題もなく完了ですね。

ギアケースの後側のディティールはそこそこ作ってありますがこの実車画像を見ますと3本有るシフトフォークのシャフトが後側に出っ張っていますね~
こんな事になっているとシャフトの部分が錆びて動きが悪くなるんじゃないかな~と思いつつもこのディティールを追加してみます。

シャフトが出てくる部分に真鍮のパイプを3本植える事に致します。
まずは真鍮パイプのカットから・・・

ミッション後部に真鍮パイプを植えた所ですが・・・わかりますかね~?
本来ですとこのパイプから3本のシャフトがほんの少し出っ張っているのですが・・・そこまでやりますか?(笑)
まあ他の部分に影響する訳では無いので最終組立ての時に取付ければ良いでしょう(笑)

このディティールを5台分取付けました取り付けはハンダ付けですね。
全てのミッションで何やら3つ光っているパイプが見えますね。

次はこの部分を作ります・・・
ギアケースのアウトプットの下側にカウンターギアシャフトの後側のベアリングケースが付いていましてね~結構飛び出しているのです。
この部品を作ってみましょう。

旋盤で直径1.5mmで取付けダボが0.8mmの円筒形の部品を作っています。

リューターに0.8mmの方をくわえましてまわしながらドリルレースをします。
実車ではこの円筒形の角は少し丸く落としてある様なんですね~その部分を削る為にドリルレースをした訳ですね。

ギアケースのアウトプットの下側にこの部品を取付けました。
よく見えませんが5台分しっかりと付いています。

次はこんなに小さなワッシャーを作っています外径が1.2mmその中心に0.6mmの穴を開けています。
もちろん手作業では難しいですから旋盤で作っていますよ

このワッシャーは何の部品か?と言いますとミッションのギアケースの下側に有るオイルのドレンワッシャーですね。
つまり実車はミッションオイルを抜く場合にはこの部分に付いているボルトを緩めてオイルを排出する訳です。
その部分に付いているワッシャーなんですね。
確かに見えない部分なのでドレンボルトだけ付いていれば良いのかもしれませんが・・・

これも5台分完了ですね・・・
ここで時間となってしまいました。
次は忘れていたクラッチのレリーズシャフトの部分を作りますよ
明日も頑張りましょう(笑)

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