Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ボディの修正Ver.2及びボディカラーの調色・・・ホイールの形状を検討します

2015-10-29 22:30:53 | Osca Dromos Zagato
今日は雨こそ降らなかったですが晴れたり曇ったり・・・一時期本当に雨が降りそうなほど暗くなったりしていましたがそれでも夕方まで雨が降る事は無かったですね。まあひとまず良かったです。
昨日はお休みだったのですが、休めるはずも無く・・・
朝一番でかかりつけの病院で健康診断
先生が風邪気味で・・・ダメじゃん!と突っ込みを入れておきました(笑)
この先生は帆船模型を作られるんですが・・・最近は作れていないらしい・・・健康診断が10月いっぱいなので忙しいのかな?

午前中は畑・・・午後からは頼まれ物のデカールのデータを作っていました。
おかげで今日の午前中はタマネギの苗を植える事が出来ました。
まだ1/3程ですが来年の為の準備ですね~。
タマネギについてはダイアリーの方で明日ご紹介出来るかと思います・・・今日はね~一生懸命作業していたら写真を撮るのを忘れていたんですよ(笑)

まあ前置きはこれくらいにしておきまして制作ですね。
今日も実はボディのパテを盛ったり削ったりしています。
修正は心ゆくまでやっておかないと後で後悔する事になってしまいますからね。
取り敢えず一昨日盛ったパテを削っています、さすがに時間を一日空けていますから乾燥機を使わなくてもパテはカチカチですね。

まだ整わない部分が有ります・・・僕が下手なのかな?
いやいや「心ゆくまで」ですよね
納得する所までやらなければいけません・・・再びパテを盛っています。
これは一番良くないボディです、他のはパテの盛る場所も量もかなり少なくなって来ています。
完了に近くなった・・・と思っておきましょう。

ボディの表面が整ってきましたのでホイールアーチの内側を修正しておきます。
これまでボール状のビットでザックリと削っただけだったので今度は丸いビット(ゴム製の物)のサンドペーパーを取付けて削ります。
これで結構きれいに削れたり致します。

まだ何となく凹んでいる様に見えます
本来ならサフを入れてみ無いとわからないかもしれませんが・・・もう一度だけ修正しておきましょう。
ボディはこれが終わりますと筋彫りを掘る事になりますね、まあ消えた部分だけを掘り直しますので難しい事は無いのです。

先日(もう1週間も経過してしまいました)実車を見に行ったのですがボディカラーを何とかしておかないとボディが出来ても塗る事が出来ません。
そして記憶が新しいうちに塗料を調色しておかなければならないでしょう。
こちらが写真に撮って来たボディカラーですね・・・と言ってもこの画像は参考にするだけです。
デジカメの画像は色が補正されてしまう様で色味がきちんとわかる事は少ないのです。
ですからサンプルを持って行ってボディカラーと一緒に写真を撮る事でその方向性を記録しようとしている訳です。
まあこれでも100%では有りません。
3枚もって行ったサンプルですがNo.1の一番明るいカラーよりもまだ赤い感じですね。
こんな場合は最初から調色をやりまします。


こんな場合は私がよく使うのが実車のタッチアップカラーですね。
少し前になりますが安全協会で朝の国道交差点に立哨するのですが只今製作中のOscaのボディカラーのイメージに一番近い車を探すのです。
朝の国道は通勤時間帯でもありましてありとあらゆる色の車が走っていますのでさしずめこんなときは色見本が私の為に走っている感じですね(笑)
そして気が付きました・・・現行の車で感じが近いのは日産の旧型ノートのレッドメタリックもう少し濃いのはマツダのソウルレッドですね。
調色する時に混ぜ物が多い色からですとなかなか合わせ難いので今回はマツダのソウルレッドをベースにしてみました。
こちらは知人のマツダディーラー勤務の方に社員割引で買って頂いたタッチアップペイントです。
当然ながら新型ロードスターのカタログも頂きました・・・まあ買えはしませんが・・・。
サンプルの色とディスプレイの色を比べてみますと濃いけど色の傾向は近い様に見えます・・・

ソウルレッドをシンナーで薄めてそのまま塗ってみましたが少しレッドがストレート過ぎますね。
少しクレオスのシアンとシルバーを追加してみました。
そうそうこのタッチアップを使うのはクレオスのカラーと混ぜる事が出来るからなんですね。
調色の際に色味を良く知っているカラーが使えるメリットが有りますね。
さすがにマツダののタッチペンを買ってそのままで色が合う様な甘い事は有りません(笑)
塗ってみるとあまりにもストレートに赤い・・・
なので少しシアンを入れてみます・・・ちょっと赤みが弱くなりました。
メタリックの調子が弱い様なので少しシルバーを追加・・・
ちょっと違うんだよね~

そこで・・・・クリアーレッドを加えて・・・・こんな感じにしました。
ここで使うのはレッドじゃなくてクリアーレッドですよ(!)
イメージとしてはサンプルNo.1と比較して赤みの強い物・・・と言う感じです。

左側はクリアーレッドを少し入れて調整したもの・・・いい感じなのでもう少し入れてみたのがその右側です。
右側はメタリックが見え難いですがこれは光線の角度による物。

角度を変えて写真を撮ってみました。
右側の下側の奈良に持って行ったサンプルがNo.1のサンプルその上側が今日調色したもの、左側はPCのディスプレイ・・・
今日調色した物とディスプレイの色は感じが似ていると思います・・・どうでしょう?
まあディスプレイは透過式の照明、塗った物は反射光なので全く同じではないのでしょうが、傾向は似てきたと思うんだけど。

次に考えなければならないのが塗る対象物の大きさによって色の明るさが違って来る事です。
大きな物に塗る場合どちらかと言えば明るめに見えます、同じ色を塗っても小さい物に塗ると暗く見える様です。
なので1/43のミニカーに実車の塗料を塗ってみますと少し暗めになってしまいます・・・
これを調整する為に調色した色にクリアーを混ぜて少し明るめの色にいたします。
サンプル左側は元色、右側はクリアーを混ぜたもの・・・
光線の具合も有りますが右側が少し明るめの色あいになっています、これで塗ってみましょう。

部品の加工はボディだけでは有りません
内装も余分なバリを切って削って整形しております、この内装は薄いので強度が無いから加工は注意深くね!!

次はいったい何台分有るかわからないくらいのホイールです・・・
取合えずバリを切りますが・・・

このホイールも問題が有るんです・・・
リムの部分があまりにも薄すぎるのです・・・

ウ~ン、どういう事かと言いますと実車はこんな感じなんですよ・・・

付け加えますが実車のホイールはシルバーで塗ってありますね、決して素地のクリアー仕上げでは有りませんね。
写真ではどちらかわかり難い印象なんですが、実車を見ているだけにどちらが正解かすぐにわかります。

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