Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

ファンネル周りを作りかけました

2012-11-05 21:11:49 | Wolf-Ford WR5 1978
まず最初はウイングを付けたボディ全体の姿をご覧頂きましょう。
昨日写真を撮り忘れましたから今日はもう一度タイヤを置いて写真を撮ってみました。

格好良いですね~ロータス78~79も確かにブラックボディがかなり格好良いですがこの車はダークブルーにゴールドの文字が入りますからその姿を想像するとかなり良いですね。

ここからはファンネルを加工してゆきます。
ファンネルの加工とはファンネル自体に問題が有るのでは無くファンネルに斜めに取り付くインジェクターを付ける為とファンネルとエンジンの接合をより確実にする為にピンを打つのと兼ねての加工になります。
まずはファンネルを加工する為にピンバイスに固定します、この様な細かな加工をする場合固定方法を考えるのが作業の8割ですね。
固定って言うやつはなかなか難しい物です。


ピンバイスにファンネルをくわえた物を旋盤に固定致します。
固定はピンバイスの一番先側をチャックに固定する様にいたします。
実はこの先の部分はネジを切ってありますのでこれよりも後ろ側(持ち手側)を旋盤のチャックにくわえると必ず振れが出ます。固定部をくわえる事で振れが無くなりセンターに穴を開ける事が出来ます。
ファンネルの中央には0.8mmの穴をあけています。


中央に穴の空いたファンネルのエンジン側の部分に0.4mmの穴を開けたいのですがそのままではコロコロと動きますので穴を開け難いですね。
ファンネルの細い部分がスッポリと入る真鍮パイプに0.4mmの穴をあけておきます。
位置はファンネルを真鍮パイプに差して丁度穴を開けたい部分になる様にします・・・ちょっと説明が変ですが・・・。


ファンネルを差し込んで机に当てて固定しておいて真鍮パイプに開けてある穴に0.4mmのキリを当てて穴を開けますとキリがずれる事無く穴を開ける事が出来ます。
ただ途中でファンネルが回ってしまうと多少具合がよろしくないですが・・・(笑)

こんな感じでしょうか・・・。


次にセンターの部分に外径0.8mm内径0.4mmのアルミパイプを差し込んで接着致します、このパイプが取り付け固定用のピンになります。
ここからがちょっと面倒になります。
ファンネルに最初に空けた0.4mmの穴から斜めに差し込みピンに向けて穴を開けます、斜めにあけるのはなかなか難しいですね。
キリを折らない様に気をつけて作業に当たります。

斜めに穴を開ける為にピンバイスにファンネルを固定をしますが差し込みピンの部分しかくわえる部分が無いのです。

差し込みピンが0.8mmの外径を持っていますのでエンジン側の穴も0.8mmの穴をあけておきます。
以前は外径1.0mmのピンにしていましたがエンジン側の穴も0.8mmがギリギリですしファンネルも1.0mmを開けると本当に皮一枚しか残りませんので0.8mmが妥当な所ですね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。