Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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最終組立てVer.3

2016-01-25 20:52:41 | Bianchina Trasformabile 1957
本日も朝起きたら自宅付近は昨夜からの雪が昨夜プラス10cm程積っていました。
昨夜はどこかの水道管が凍結したらしくお風呂だけ水が出ないのです・・・
昨年直したばかりのユニットバスはサーモスタット付きの混合水栓なので水が止まってしまうと丁度良いお湯が出ないので止まってしまうんですよね。
設定の温度を最高にすればお湯は出ますけどそれではお風呂に入れないと言う。
こんな時には困った物で前職の腕前を発揮ということで・・・
寒いのにもかかわらず外に出てせっせと解氷作業をするのでした・・・大体危なげな場所は目星を付けてありましたのでその部分の保温カバーをナイフで切ってからぬるま湯をかけてやりますと・・・ものの1分程で開通!しました。
無事にお風呂に入ることが出来ました。
ここまではまあ良かったのですが・・・そのままにしておきますと再び凍ってしまうのに時間はかかりませんからね・・・
お風呂に入ってせっかく暖まったのにまた外に出て発泡スチロールの箱を加工してスッポリとかぶせて保温をしておきました。
体は再び冷えてしまいましたが今夜もお風呂に入れそうですね。
冷え込んだ時に凍結する場所というのが有りまして・・・当ブログにお越し頂く方には余り参考にならないかもしれませんが・・・内緒でこそっとお知らせしておきましょう(笑)
凍結によって水が出ないときどこが凍るのかと言いますと・・・
配管に付いているバルブの周りが70%位ですね。
本体は保温カバーをしてあると思いますが構造上手で捻るバルブの部分は外に解放されていますよね・・・
このバルブのシャフトから温度が下がってバルブの周りで中に有る水が凍ってしまうのです。
そして電気温水器や灯油のボイラーの場合はもう一点気を付けて欲しい部分が有ります。
給水管の部分に取付けられている減圧弁ですね、ここも結構凍ります。
その双方に手をつけられる程度のお湯をかけてやれば簡単に凍結を解除出来ます。
ただし、水道管が凍結に寄って損傷している場合も有りますから水道メーターに有る止水栓の場所を確認して漏れたらすぐ止められる様にしておいて下さいね。
これくらい雪が降りますと水道メーターも雪に埋もれて探し難いですからね・・・(笑)

凍結の解除はこれくらいにしておきまして今日も仕事です。
今日はダッシュボードから始めましょうか・・・
最初にメーターのデカールを貼ります。
かなり小さいのでプリンターの性能から言いますとこれが精一杯の様ですね~
デカールを貼ったのは丸いメーターの部分だけです両サイドは初期型の場合シルバーと伺っていますが、ここをシルバーで塗ってしまいますと中央のホワイトの部分とコントラストがあまり変わらないのでそれなりに見えません。
なのでこのシルバーの部分は少しブラックとブルー/イエローを混ぜてガンメタにしてあります。
敢えて色を混ぜることで中央のメーターの部分が引き立つ訳ですね。

上と同じ様な画像ですが・・・
実は下側のマルーンの部分にスイッチの取り付け用の穴を空けています。
スイッチですが資料写真に寄りますとステアリングの左側に1個右側に2個その右側にイグニッションキーが有る様なので全部で4個の穴を空けておきました。
イグニッションの部分だけは穴の径が0.8mm、その他の部分は0.4mmにしてあります。

次にセンタートンネルの部分もまだ部品を作らなければなりません・・・
まずはサイドブレーキです。
ステーの部分はステンレスのエッチングで作っておきましたそしてレバーの部分は0.6mmのアルミ線です。

取る付け難いので右側のシートを一旦外しておきましてセンタートンネルに穴を開けて仮組しています。
あれ!?シートのパイピングに何か当たってしまった様で下にずれていますね・・・
こんな場合は元の位置に戻しておいてエナメルシンナーを僅かに与えてやればクリアボンドが溶けて再び接着出来ます。
こんな場合でも決して慌てず騒がず・・・ですね(笑)

次はサイドブレーキの前側に有るヒーターのレバーですね。
ベースになったフィアット500は空冷エンジンなのでこのレバーを引くことで排気の熱を室内に導入することが出来る(はず・・・!?)のです。
冬の為にこのレバーも省略は出来ませんね・・・この寒さのおかげで省略することは考えませんでした(笑)
これもエッチングを曲げて下側にハンダ付けしたのが0.5mmの洋白線ですね。

上側のレバーは0.3mmの洋白線を曲げて作ります。
小さくて見難いですが、洋白線を曲げて先を潰してあります。
本来はもう少し平べったい物の様ですがシートの座面とセンターコンソールの上側の部分が結構高さが違いますので少し持ち上げておいた方が良いのではないかと・・・。

次はシフトレバーのブーツを作ります
旋盤でタイヤの材料であるABS樹脂の丸棒から削りますが・・・タイヤよりかなり小さいので削る部分が多過ぎです
しかしABS樹脂は柔らかいので細い物から削り出すのはなかなか困難なのです・・・よってかなり太い材料から削る事になります。

同様にシフトノブを削ります
先ほど使ったABS樹脂の丸棒から大体の大きさの物を削り出しておきましてレバー本体のベースとなる洋白線0.4mm(強度から考えれば0.5mmを使いたいけど車が小さいですしレバー本体もブラックなので塗装をしなければならないのです・・・以上を加味して0.4mmの選択です)を差し込んで接着しリューターで回しながらドリルレースして削っています。
実車は平べったい楕円形なのでそんな形状になる様に・・・大きさもちょっと小さめが良いですね。

シフトレバーを仮組しました・・・
こんな感じで・・・
プレバージョンのこの部分の画像はほとんど無いので(プレバージョンと判断出来ないというのが本音かな)初期のシリーズ1と同じ感じで作っています。
絶対に正しいとは言わないけど多分こんな感じではないかと・・・

写真を撮りましたが・・・何かよくわからないですね。
指で挟んでいるのがエンジンキーのキーシリンダーです。
0.8mmの洋白線の真中に糸鋸で0.2mm幅の切り込みを入れています、奥行きは3mmくらいかな・・・

金属リングを填めてやればこれで立派なキーシリンダーです

実はこの後このキーシリンダーは行方不明に・・・(笑)
3分程探したけど見つからないから作り直しをしました、モタモタ探すよりパリッと作り直した方が早いのです。
次に作ったのは金属リングを気持ち大きくして継ぎ目が見え難く改良しています(笑)
災い転じて福と・・・ですね。
人生全て考え方です!

無くなってしまったキーシリンダーを仮組しています、オーバースケールは仕方が無い・・・車が小さいから余計にオーバースケールが気になります(笑)

ステアリングを取り付けています・・・
角度的にはOKですね
ステアリングホイールの内側からメーターが見えると言うのが普通です(笑)

またもや旋盤で洋白の丸棒を挽いています
中央には直径1.5mm深さ0.2mm程の凹みが付けてあります、この加工は1.5mmのエンドミルで掘っています。
問題はこれが何になるのか・・・?ですね。
わかった方は素晴らしいですよ(笑)
ちなみにがい形2.4mm程です

中心の凹みにビアンキのエンブレムを接着します
あまりにも小さいのでよく見えないかもしれませんね・・・このエンブレムはフロントのグリルの上側に取り付けられるエンブレムなんですが予備で何個か作っていますのでここにも使ってみようと思います
ちなみにこんな部品にエッチングのエンブレムを使った例は見た事が無いので恐らく世界初?(笑)

凹みにラッカーのブラックを流し込みまして・・・
ここでちょっと乾燥待ちですね。

なのでシフトレバーを取り付けます・・・そうそうレバー本体をブラックに塗る事を忘れずにね・・・。

まだブラックのラッカーが乾かないのでエンジンキーを作ります
そのキーに0.4mmの穴をあけて金属リングを通してもう一個通します・・・何を通すか?
これもまたエッチングで作ったビアンキのエンブレム型のキーホルダーです!!
良く見て下さいよビアンキのエンブレムです・・・(笑)

このエンブレムはダッシュボードの中央よりも少し右寄りに有るイグニッションスイッチに差し込まれています・・・

ブラックがやっと乾きましたので・・・
(やはり気温が低いのか乾燥に時間がかかりますね)
バフをかけてリングを磨きエンブレムの文字を浮き出させましょう・・・

はい!正解はステアリングセンターのホーンボタンなんですよ!?
如何でしょう?
ビアンキにはホーンリングが付いている車が多い様なんですがお客様によるとプレバージョンはこのホーンリングは無かったらしい・・・


少しずつですがなかなか良い雰囲気になって来ましたね・・・
そろそろ117クーペも作らないといけないですよね・・・ウ~ン
気持ちが乗っている時にビアンキを進めておいた方が絶対に良いのだけど・・・



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