Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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最終組立てVer.9

2016-01-31 22:19:53 | Bianchina Trasformabile 1957
今日曇りの天気予報でしたが午後から少し雨が降っていましたね。
この雨の中Cafeの方には沢山のお客様がいらして下さいました、こんな田舎の小さなCafeにようこそ!
と言う事で今日は朝からみっちりと制作が出来ると思っていましたが・・・午前中から呼び出され・・・
午後になっても解放されず・・・1時30分頃まで引っ張り出されてしまいました。
アトリエに戻るとすぐに本日制作の打ち合わせの方が出雲市からわざわざお見えになりまして・・・間に合って良かったです。
まだこれから見積もりですが・・・また小さな車をご希望です(笑)
近い内に見積もりをお送り致しますので少々お待ち頂きます様お願い致します。
制作の方は大変忙しくご迷惑をおかけしております、ストラトスの方はビアンキが終わると手をつける予定ですので・・・今しばらくお待ち頂きます様お願い致します。
僕の予定ではビアンキは1月中に完成の予定でしたが少しずれそうですね・・・2月はキャロルが完成しストラトスに手を付ける予定なんですが・・・
その後はF355・・・ブガッティは間にいれ込んで部品を少しずつでも作る予定なんですが・・・・なかなか難しいですね。
中途半端では部品一つ良い物が作れないですからね~。

今日は1月も最終日なので今日中に予定では完成させなければなりませんが・・・ちょっと制作作業が残りそうですね・・・。
それでも前に進む為に制作開始です。
今日最初はドアの下側のモールからですね。
このドア下のモールは他のモールと比べて少し幅が広いですね。
そして前端と後ろ端の部分は少し斜めになっていてボディラインと馴染む様になっているのです。
普通はカットした物をそのまま接着してしまいそうですがカットしまままですと切り口の部分が余りにも角ばっていますから角の部分をメーパーでなめる様に削っておきます。
そうそうこのモールは素材を0.5mmの洋白線で作っていますが少し平たくなる様にロールで軽く潰しております。

作ったモールはバフをかけてピカピカに磨きます
バフをかけると角も丸くなり見た目も良くなります。

そしてモールを取付けますがボディが僅かに丸みを持っていますからその丸みに合わせて軽く曲げて調節しておきます、この場合に接着剤はクリアボンドを使いますがブレーキクリーナーなどのアルコール系の液体で少し溶いてやりますと糸を引かずに奇麗に塗布する事が出来ます。
その上乾燥が早いからこの溶いた接着剤を塗布した後息を吹きかけてやればアルコール分が飛んで粘りの有る接着剤に戻りますからすかさず接着します。

前側からの部品を作っていますがこの辺りでホイールハウスの上側のウインカーを作っておきましょう。
このウインカーは銀色の座の上にオレンジ色のウインカーレンズが取付けられている様な構造なのです。
レンズはオレンジ色なので素材はオレンジ色のアクリル板ですね
まずはリューターにも固定しやすい様に細くカットしています。

次にリューターにくわえておいて削ります・・・荒めのペーパーの方がヤスリよりも削りやすいかもしれません。

次はウインカーの丸い座を作ります
金属リングを作るのですが0.4mmのドリルの柄の方に0.2mmのメッキ銅線を巻いてリングを作りましょう。
デザインナイフで1本ずつカットしてリングにします。

まずはリングだけウインカーの所定の位置に接着します

その上に削ったウインカーレンズを接着します・・・
接着剤が硬化したらウインカーレンズの部分にだけクリアーを塗ってペーパーの削り傷を消しましょう。

ここでホイールにエアバルブを取付けましょう。
リアバルブもなかなか良い物を売っておらず困りますよね~
昔ですとZモデルやメイクアップなどから売り出されていたのですが・・・Studio_Rosso製を考えないといけないかもしれません。
今までは他力本願でも何とかなったのですがここから先はそれでは良く無い訳ですよね。

次の懸案事項は・・・ドアハンドルですね
ここまで自作部品を作り続けるとドアハンドルもキットの付属品をとても使う事が出来なくなってしまいます。
まあザックリとした作りですからね~仕方が有りません。
0.6mmの洋白線をリューターにくわえてテーパー状に削り太い部分を潰して0.5mmの穴を空けます。
初めての方は何本か失敗されるかもしれませんが、私だって最初はかなり失敗をしましたよ(笑)
この部分は継続は力なり・・・ですね。
何度もやっていると上手になります(笑)
そして穴に0.5mmの洋白線を通しハンダ付け・・・

バフをかけて磨きます・・・
これでドアハンドルの完成ですね

しかし今回はもう一工夫が必要なんですね
下の画像をよくご覧下さい
作ったドアハンドルともう一つU型に曲げた0.3mmの洋白線がその一工夫なんですよ
このドアハンドルをドアに付けた所をご想像下さい
後側は曲げてありますからドアのパネルとの間が空きますよね・・・
前側はボタンになる部分がそのままハンドルを貫通していますからこの部分が細く貧弱に見えると思うのです
実際に実車でもこの部分は結構太いはずですよね・・・それはまた容易に想像出来るじゃないですか。

そこでドアに開けた穴におしボタンの反対側に突き出ているピンを差し込んで接着し完全に硬化する前に前側からU型の部品を差し込みます。
そうすれば押しボタンのわまりの貧弱さがカバー出来ると・・・

まだ完全に押し込んでいませんがこんな感じで押し込んでゆきます
接着剤が完全に固まってからでは押し込む事が出来ませんから早めに対処しましょう
完全に押し込みますとこんな感じです
いかがでしょうか?僕自身は良い感じではないかと思っていますが・・・

さて今度はキャンバストップを取り付けましょう
この取り付けはすでに何度も仮組をしていますので何の問題も有りません
使う接着剤は考えなければなりませんが・・・

畳んだキャンバストップ越しにメーターパネルを見てみますとこんな感じ・・・
今日はここまでかな!


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