Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ブレーキキャリパーとホイールの仕上げ

2021-01-31 20:25:35 | その他
本日、第二回目のブログ更新です。
気になる方は一つ前のブログもご覧いただけたらと思います。

ブレーキキャリパーを塗装しました。
中央部分のホワイトを先にマスキングしておきまして・・・
グリーンの予定部分も別にマスキングしています。
ホワイトの部分は最後にグリーンを塗ってから剥がしたいのです・・・と言うか後でランボルギーニのデカールを貼りますからホワイトの塗り分けの幅をきちんと決めておきたいのですよね。
なので2回に分けてマスキングしました。
レッドを塗っています。

グリーンの部分に貼っていたマスキングテープを剥がしてみます・・・最終的に上手くいったのかどうかは全部の塗装が終わってからマスキングを剥がして見るまでわかりません・・・最後のお楽しみです。

続いてレッドの部分をマスキングしてグリーンを塗っています。
このグリーンですが原色のグリーンは少し濃いのでイタリア国旗のイメージで少し明るめのクレオスのデイトナグリーンをチョイスしました。
イメージ的には良いカラーだったと自負しています(笑)

資料用に送っていただいた写真とにらめっこです
穴が開くほど見て確認します
間違っていますとやり直しなんでね〜

キャリパーに貼るデカールを作りました

難しいのは大きさです。
キャリパーのホワイトの部分に収まること、また見た感じ小さ過ぎないことなど制約が多いのですよね。
しかもリアとフロントのキャリパーは寸法が違うので同じデカールは使えないということなのです。
つまり大きさの違うものを準備しますと4種類作らなければならないのですよね。

実はお客様の最初のご希望通り黄色な文字もつくっています・・・
確認したら文字がほとんど見えません
これじゃあね〜使えませんw
(上下逆なんですが・・・載せただけで使えないことが確定したので・・・却下しました)

やはり黒文字がよく見えますね
赤だとどうだったのか・・・少し興味がありますが実車が黒文字を使っているのにはそれなりの意味があると感じましたね。

ウレタンクリアーを塗ってコーティングしました。
ここまでウレタンコートする必要はあるのか迷いますが・・・できるだけ長期間楽しんでもらいたいので・・・最善を尽くします。

お客様からのリムの赤いラインはこんな感じで細く入れてほしいと言うことだったのです
この画像は実車のものなので本当にこう言うラインを入れた車があるのでしょう。
(ただし黄色ですけどね)

模型ではこんな感じに・・・
まあまあかな・・・!?
工程を考えて出来るだけ細く入れたつもりです

センターロックとエアバルブを取り付けました
先日塗ったものはメーカーオリジナルでエアバルブがつけられていましたが最初に塗り替えたロードスターと今回のモデルには同じMRコレクション製なのですがエアバルブが付いてなかったのですよね。
今回はお客様に送っていただいたサカツウ製の物を取り付けました。

ブレーキキャリパーをブレーキディスクに取り付けました
トリコロールカラーにキャリパーを塗りますと何だか派手なイメージですね。


明日は最終組み立てに入ります。
ここからは早いですよ・・・多分!!

やっとサンドブラストしました

2021-01-31 17:50:21 | Wさんの1/18 AMG560SEC
本日の山陰はやっと天気が回復しまして気温も上がりましたのでサンドブラストの作業が出来ますね。
でも、早ければ今夜遅くから・・・遅くとも明日には雨が降るらしいのでサンドブラストをするなら今がチャンス・・・
お昼の時間は厨房係だし・・・今日は日曜日なのでご来店が多く・・・昨日も忙しかったな〜と思いますと作業が出来る時間は僅かと判断し
朝からサンドブラストをかけておきました。
天気や時間配分を考えて昨夜から早く就寝して本日の備えておきました・・・何と健康的か・・・寝ていると電話して来て睡眠の邪魔する人若干1名(笑)誰とは書きませんが(爆笑)


朝一番で始めたサンドブラストはこんな感じでブラスとしています。
ブラストボックの中で使いますのでそう周囲に研磨剤が飛び散る事は有りません。
昔は野打ちしていましたが健康の為には良く無いので良い子の皆さんは止めましょう。
ブラストをかけたい物を全て箱の中に入れておきます。
中での作業はグローブ越しに行ないますので手が汚れる事も有りません。
ただし空気をこの箱の中で出す訳ですからどこかから逃がしてやらないといけないのですがその空気の逃がしの部分から砂埃が出ますのでそれを吸わない様に風向きとか防塵マスクが必要になるのです。
まあどっちにしても体の為にはあまり良い作業では有りませんから・・・マネする皆さんは気を付けて作業をして下さい。
勿論街中でやれば必ず苦情が出ます。
コンプレッサーもうるさいし、砂埃も出ますから・・・。
くれぐれもご注意下さい。

サンドブラスト中の画像は有りません
両手が塞がっていますので・・・写真が撮れません。
家内も仕込みで忙しいので・・・私などにかまっている暇は無いのです。
で・・・サンドブラストが完了した6.0SLです
ボディのドアもトランクも綺麗になりました、

続いて560SECですね
こちらも綺麗になりました。
この2台のサンドブラスト裏側まで含めて2〜3時間の作業です。
やれば早いのですよね・・・・ただし天候に左右されるのは致し方が無いです。
そして健康にも良くない・・・まさに両刃の剣と言った所でしょう

塗装を剥がしたら塗っておかなければなりません
塗装を剥がしたアルミダイキャストのボディはサンドブラストを掛けますと表面が活性化するのか酸化が始まります。
なるべく早く表面に酸化を防ぐ為の被膜を作らなければなりません。
そんなに神経質にならなくても良いと言われる方もいらっしゃいますが・・・出来るだけ良い状態を長く保ってほしいので・・・迅速な作業が必要となります。
ここでエポキシ系のプライマーを塗っておきます。
私が使うのはシッケンズのエポキシプライマーです。
取り敢えずは薄くても良いのでサラッと塗っておきます・・・どうせまだペーパーを掛けたりする必要が有るからです。
まずは裏側から塗って乾燥機で硬化促進します。
まずは6.0SLからです

続いて560SECですこちらはボディが少し大きいので斜めに立てかけて硬化させましょう。

この後ボディの表面も塗って硬化させました・・・
ここまでやっておけば取り敢えず大丈夫でしょう。

本日は少し早めの更新をしています、21時を越えた辺りで第二弾の更新をします。
お楽しみに〜!!