Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

F12インテークのクリアー/599GTOトランクフードと内装の加工

2019-02-03 20:14:14 | Wさんの1/18Ferrari
本日の山陰は雨の予報が出ていました。
その予報もピタリと的中しまして雨の天気でした、昨日タマネギに与えた肥料も溶け出して効いてくれるんじゃないかと期待します。
山陰は今年暖冬ですが・・・タマネギは普通の年と変わらない位の大きさしかないのです。
この時期に余り大きいと春先に「とうだち」と言って花が咲いてタマネギが腐ってしまうので余り大きくならない方が良いのかもしれません。
この「とおだち」は病気じゃないので防げないのです。
この時期から1ヶ月に1度は肥料をやらなければなりませんからなかなか重労働ですね。
除草剤をかけておけばそんな苦労は無いのですが・・・それは嫌いなので・・・。
今更ですが5000本じゃなくて例年通り3000本にしておけば良かった・・・(滝汗!)

皆さんは小学校くらいの時に学校に通学する途中で「みちくさ」しましたか?
今はこの「みちくさ」自体が死語になっているみたいですね・・・寄り道とかと同じ様な言葉なのですがご存知でしょうか?

私が小学校の頃は畑や田んぼの中の道を通学していましたので春にはレンゲが咲いていまして友達とそのレンゲの中に入って遊びながら帰った物でした・・・まっすぐ家に帰らない事を「みちくさ」と言いますね。
山陰の方言なのか私の周りでしか使わない言葉なのか良くよくわかりませんが・・・。

さて今日の「みちくさ」です!?
デカールデータを作りました
先日直していたF40にはプレートが無いのにミニカーが展示ベースの後側に取付けられていまして少し不細工なんですね。
中央に付けられていたのならそれはそれで目立たないのですが・・・
お客さんの希望でプレートを作って見ようと言う事になりました。
勿論メイクアップさんの文字は使えませんから・・・Ferrariも!?
まあFerrariの文字は入れても弁護士事務所からお手紙が来る様な事は無いかもしれませんが・・・(笑)
最近はFBにシェアしているので画像が世界的に出回る可能性が有りますから注意は必要でしょう。

そして印刷してみました。
まあ黒一色なので何の問題も無くシャープな印刷ですね。

今日の「みちくさ」はここまでですね。
余計な時間を制作以外には使いたくないのです、お待ちのお客様がいらっしゃいますからね。

さて次は本業のスタートです
一昨日でしたかF12のフロントのインテークの内側にカーボンデカールを貼りましてウレタンクリアーを塗りましたね。
それが完全の硬化したので中研ぎを入れました。
カーボンデカールを貼ると言っても複雑な面が多いのでいくつかに分割して貼っていますから重なった部分も有ります。
なのでクリアーを塗ってから中研ぎを入れないと決して美しい塗装面にはなりません。

インテークの中でデカールの貼り初めの部分にもクリアーが乗る様にマスキングをして塗装をするのがポイントですね。
1度目のクリアーも同様に塗っていますので中研ぎの時点でマスキングの段も削って綺麗にしておきます。
全体を塗ればこんな苦労はしなくても良いのですが全体の塗膜が厚くなってしまうので必要な部分だけ塗っています。
また温度の掛からない窓際で当分の間お休み頂きましょう。

続いて・・・
下の写真を見て何の部品だったかわかる方は居ないでしょうね。
私でもわからなかった・・・
写した時にはわかっていたのですが、後で見ますと「何だこれ??」って感じですね。
実はこれドアミラーなんですよ
全体にウレタンクリアーを塗りまして硬化待ちだったのですが次はマスキングして下側をセミグロスブラックに塗らなければなりませんでした。
この場合のマスキングですが中央の黄色い部分にもう一度細く切ったマスキングテープを貼ります。
そしてその上側に幅広のマスキングテープで覆います
なぜ2枚貼るのかと言いますと黄色い部分は凹んでいまして1枚のマスキングテープですと凹みの部分に落とし込まなければなりません。
そうしますとマスキングテープが剥がれやすくもなりますしよれてしまうので真っすぐにビシッと貼ることが出来ないのです。
なので2枚重ねで貼ります。
この後塗装しましたが巧くいきました。艶具合もなかなか良いですよ。

そしてトランクカバーも2度目のサフを塗って確認した後再び中研ぎをしてからウレタンのブラックを塗ります。
ウレタンブラックを塗った画像も有ったのですが・・・ピンボケで使い物にならず・・・。

今までF12の外装と内装、599GTOの外装を進めてきましたが、次はいよいよ599GTOの内装も何とかしてゆかなければなりません。
と言うのもこの599GTOはホットホイール製なのでBBRのF12と比べますといくら高級なエリートシリーズを使ったとしてもその精密度ではお値段以上の差が有る事も事実です。
ここの再現度をぐっと上げてやらないといけませんよね〜。
まずは内装を分解して問題の有る部分を明らかにしましょう。

ホットホイールの内装のカーボン部分はこの様にギザギザの表面に対してメタリック調の塗装をしてカーボンの表現をしています。
この方法は量産には向きますが再現性から考えますと余り良い方法では無いと考えます
全てのカーボン表現の部分を削り落とします。

床は滑り止めの凹凸の付いたエッチング板で再現してあります
これはBBRも同じ方法ですが塗装がされていましたのでシンナーに浸けて剥がしました
実車は無塗装みたいなのです・・・と言ってもこの上にマットが敷かれるのでそんなに神経質にならなくても良いのかもしれませんが・・・一応実車通りと言う事ですね。

このホットホイールのミニカーにはGTOと言えども普通の599ベルリネッタと同じ普通のシートが取付けられています・・・この事は既に書きましたね。
仕方が無いので3Dプリンターを使ってシートを外注した事も書きました。
その取り付け部分にはこんな感じに穴が開いています・・・これではせっかくのシートが取付けられないのです。
どこかの人と同じ様にグルーとか使えば良いのかもしれませんが・・・日本人の私にはいい加減な事は出来ません(笑)

一応内装の素材と同じプラスチックと言う事でプラ板を使って埋めておきました。


今日はここまでですが、まだまだ解決しなければならない表現方法が多々有ります。
明日も内装を進めるか・・・トランクフードにカーボンを貼るか・・・その辺りを進めましょうか。