Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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エンジンの制作Ver.24

2015-09-03 19:05:36 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日の山陰は晴れ間が見えたかな?
と思ったらどしゃ降りの雨が降る生憎の天気でして朝のイチジクとオクラの収穫を済ませたらすぐにアトリエに避難しました。

そんな生憎の天気でしたが・・・
今日は先週ご連絡を頂いていた夕方のTVニュースの収録でした
夕方のニュースと言っても悪い事をして出る訳じゃないですからね~(笑)

放送予定日は来週9月7日の夕方のニュースでevery日本海の中でご紹介を頂く様です、もしも時間が合いましたらご覧頂ければ・・・と思います。
久しぶりの収録だったので・・・ちょっと疲れましたね~。
そんなに緊張していなかったはずなのにね・・・(笑)
早速本日はDVDレコーダーをセットしておかなければ・・・放送時間はまだ仕事中なんだよね~アトリエにはTVが無いから録画をしておかないと見れないのです。

収録が終わって最初にしたのはレーザープリンターのセットアップです・・・何でや!!(爆)
制作じゃないのか?って突っ込みは無しでお願い致します。
一昨日から言われていたのですが「イチジクジャムのラベルが無くなったから印刷しておいて」と言われていたのですが、
新物のイチジクでジャムを作ったから早く~!と急かされてしまいまして・・・
今まではインクジェットプリンターで印刷していましたが友人が冷蔵庫で保管したらビンに付く結露の為に印刷が滲んでしまったのでそれ以降はインクジェットで印刷してクリアラッカーで保護をしていたのです。
2~3ヶ月前にエッチングを作る為にレーザープリンターをヤフオクで落札していたのですが今まで使っていなかったのです。
せっかくなのでこのプリンターで印刷したらクリアラッカーで保護しなくても滲まないのでは無いかと思い立ちました。
プリンタードライバーをインストールします。

テスト印刷も無事完了しまして・・・

無事に滲まないラベルを印刷する事に成功しました。

さて残った時間は少なくても制作をしておきましょう。
一昨日オイルパンを作りました、そして試作の1台だけはエンジンを組立てていますが他の4台はまだまだバラバラなのです。
今日はこの4台のエンジンを組立てる部分から始めましょう。
オイルパンの本体とフィンの部分をハンダ付けします。
フィンの部分にハンダが回らない様にまた余分な熱でフィンがバラバラにならない様に注意をしてハンダ付けをします。

4台分のシリンダーとオイルパンのフィッティングを確認して組みにしておきます。

ここで気が付きましたが・・・オイルパンに忘れ物が有りました。
オイルパンにはオイルを抜く為のドレインが付いていますね・・・そう思ってみますとCMCのミニカーのエンジンにもドレインが付いております。
それを作らない訳にはいかないですよね~。
オイルパンのドレインはフィンの部分に直接付いている訳では無くドレインボルトはフィンの無い丸く少し飛び出した部分に付いています。
これはドレインボルトとオイルパンの間に銅かアルミの漏れ止めのワッシャーを挟み込む為に平面が無いとオイル漏れが止まらないからですね。
丸く飛び出した取り付け面はやはり洋白の丸棒から削り出すとしてそれを取付ける為の穴を掘っておきます。
この場合ドリルで掘りますと繊細なフィンが潰れてしまう恐れが有りますから2.0mmのフライスで削ってゆきます。

次にこの穴に差し込む取り付け面を旋盤で挽きました
フィンの面よりも少し飛び出す部分はほんの少しフランジを付けておきました。
(ピントがピッタリと合っていないので見え難いですが・・・)
このフランジを付ける事で飛び出し量を一定に出来ます。

出来上がったオイルパンとシリンダーを接合しました
この接合は合わせ目に1.0mmの穴を開けたいのでハンダ付けでの接合になります。
接着剤ではドリルを当てた瞬間にバラバラになりますからね~。

そして今度はクランクプーリーの制作ですね
このクランクプーリーはエンジンのクランクシャフトの一番前に付いていましてブガッティT57の場合はその上側に有るウォーターポンプと冷却ファンをまわす為にVベルトでつながれています。
まずは下側のクランクプーリーからです。
中心には差し込んで接着する為に0.95mmの細い部分を残して削り、その次にVベルトがかかる凹みを付けて一番前側の部分を少しだけ残して切り落とします。

一番細い部分はエンジン本体に差し込まれて接着しますがその反対側は切り落としただけなので何もモールドは有りません・・・

実車は少し凹んでいて中心にこのプーリーを止める為の六角ボルトが付いていますので・・・
私の作品でも同じ様に作ってゆきます
凹みは1.5mmのエンドミルで掘ってから中心に0.6mmの穴を開けてアドラーズネストの六角ボルトを取付けます。
指の大きさと比べて如何に部品が小さいのかわかりますね。
ちなみにこの部分はエンジンをシャーシに搭載している限り絶対に見えません・・・(笑)

次は上側のプーリーですね
このプーリーの中心にはラジエターの冷却ファンが付きますので、その分奥に掘っておいた方が良いですね。
何しろエンジン前面とラジエターの距離はたったの2.0mmしか無いのでこのファンとブーリーで厚さ1.8mmに納めなければならないのです。
もう気違い沙汰ですね(笑)

試作のエンジンに穴を開けます
言わずと知れた2つのプーリーを固定する為の物ですね。