Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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エンジンの制作Ver.25

2015-09-04 16:37:14 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は出勤した時には曇りの天気でしたが私が畑に出ようとするのをどこかで見ていた様なタイミングでどしゃ降りの雨が降りました。
でもイチジクは収穫しないといけないので・・・雨の中麦わら帽子をかぶって雨を防ぎながら収穫しました。
今日もバケツに1杯分の収穫です。
この所大体バケツに1杯分は取れる様になりましたね~有り難い事です。

本来なら途中まで刈った芝を刈りたいのですが、雨を含んでいると芝が重くなって芝刈り機の袋に刈った芝が入らないのです、だから明日は土曜日だけど順延して明日芝刈りをしましょう。

今日は他に珍しい方がいらっしゃいました!
さて誰でしょう??
隣町の元モデルフィニッシャーのM君ことokiさんがいらっしゃいました・・・お会いするのは3年ぶりかな??
近くにいらっしゃるので電話をすれば良いのですが今は他の仕事につかれていますからお仕事の邪魔をしてはいけないので遠慮していました。
最近少し時間の余裕が出て来たらしいので少し1/43を作っていらっしゃるとか・・・
ブログも生存報告など・・・(笑)
http://silver.ap.teacup.com/rouge/
PCが壊れてしまった様ですがスマホで巧く画像がアップ出来ないらしい・・・
制作の方はこちらのブログで再開らしいです。
http://spacem.blog24.fc2.com/
前回ブログの休止を書かれたのが2012年の5月16日でしたから3年と3ヶ月程のブランクが有るんですね。

これからは趣味として末永く楽しんで頂きたいですね~。

さて制作開始を致しましょう!!
今日最初の部品はこれがなかなか難しい部品ですよ。
エンジンの前側の上側のプーリーの部分に小さなファンが付いているのですがこれは実車ではラジエターの冷却水を冷やす物なんです。
車が走行中には風が入って来ますから、ラジエターは放っておいても冷えるのですが、車が停車時には走行風が有りませんからこれで空気を引き込んで冷やす訳ですね。
今なら樹脂製のファンが一般的なのですがこの車が生まれた時代には木製か金属製しかなかったんですね。
この車には立派な金属製が付いています、その上に塗装がされているのでは無くアルミ製で磨き仕上げになっている様なのです。
つまり部品として作る場合はメッキを掛けるか磨いて仕上げる事になります。
今回はエンジンブロックとのバランスを考えて洋白製のファンを作りたいのですが・・・
形状は一体式で作るにはかなり難しいですね。
そこで試作品を作ってみます。
まず中心の部分を作ります・・・旋盤で挽き物を作っています。
ラジエターとエンジンブロックの間の有効な隙間は2.0mm程ですからこの中にプーリー(0.8mm)が有ってい尚かついくらかクリアランスを保とうかと思いますとファンも1.0mm程度の幅に納めなければなりません・・・出来るか?
細い方はエンジンへの差し込み用のピンでして直径が0.9mmです。

まだ削る前ですが・・・
中心のスピナーの部分に糸鋸を使って斜めに切り込みを入れます。
その部分に洋白板を使って羽を4枚差し込んでハンダ付けします・・・
小さな扇風機の羽らしき物が完成・・・。
取り付け用のピンは下のハンダ付けの台に1.0mmの穴を開けておいて差し込んでスピナーを固定しておきます。

羽の先を丸く削ります・・・まだ塗中の画像ですが・・・。

もう少し整えてからエンジンに装着してみましょう


如何でしょう?
ボディを取付けても何とかクリアランスを保ったまま収まりました!!
これは嬉しいですね~。

試作が何とか完成しましたので他の4台のエンジンの穴を開けましょう。
まだシリンダーヘッドが付いていないので試作以外のエンジンと認識して頂く事が出来ますね。

ついでにシリンダーヘッド側にもプーリーの穴を開けましょう。
左右の小さな穴はシリンダーヘッドに向かうオイルラインの取付け口ですね~。
まあよっぽどじゃないとここまで作りませんね~(笑)