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Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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製作は進めながら・・・

2013-01-20 22:14:47 | Wolf-Ford WR5 1978
昨日1度目のウレタンクリアー塗りましたので昨日本日と加温して硬化を促進しておりました。
お陰で本日はクリアーを研ぐ事が出来ました。
デカールの段はほぼ無くなっていますがもうワンコートしておいた方が危険性が少ないかもしれませんね~。

クリアーはもうワンコートはしようと思いますがコクピットカウルのバルジを接着しておかなければなりませんね~。
もし忘れると余分にまたワンコートしなければならないので必要以上に厚くなってしまうので順番を間違えてはいけません。

そしてもう一つ大切な作業が・・・
コクピットカウルの形状を直しましたのでオイルクーラーの網もついでに直しておきます。
理由はメッシュの縁を今まで0.4mmの洋白線を使っていましたが縁が少し厚いと思っていましたのでこのさい0.3mmの洋白で作り直しをしておきます。
たかが0.1mmと思わないで下さいね塗膜が乗って来ますからもっと太く見えて来るのです。

メッシュをハンダ付けします。
今まで強度上の理由から0.4mmの洋白を使っていました0.3mmでも何とか作れる事が立証出来ましたのでこれからまた製作の範囲が広くなりそうですね。

ここまで来たらまたウレタンクリアーを塗りますが完全硬化まで触る事が出来ません他に何をしょうか迷った所にアイドロンフォーミュラーの新製品が入荷しました。
大人の事情でタバコロゴは貼ってありませんので購入者の方がご自分で貼られる事になります、当店で購入された方にはデカールを貼って(ご希望の方のみですが)納品させて頂いておりますのでデカールを貼る作業をいたしました。
コクピット後ろ側のマルボロはこの位置に貼りますが下側のパワードバイホンダの文字といささか近くなり過ぎます。文字が大きいのか?と一瞬思いましたがどうやら下側のパワードバイホンダの文字が少し上に貼られている様で本来下の入り角に少しかかるくらいの高さではないかと思います。
製品はハンドメイドですデカールの位置には少し位バラツキが有るかもしれません、後で貼るデカールと重なってしまう物が無い様に祈っておきます。

ノーズのデカールはそう問題なく貼る事が出来ます、長さも丁度良いので迷う事は無いでしょう。
問題はリアウイングですね、まず上側のデカールを貼って位置を決めます。

下側のデカールを貼るにはフラップのスプリッターが邪魔になってしまいます。
メイクアップのS氏には中央部分を切って貼れば良いですよと聞きましたがこのスプリッターはクリアボンドでとめられておりますのでエナメルシンナーをほんの僅か流し込んで接着剤を溶かしてスプリッターを外してデカールを貼りました。

デカールを切って貼るのも良いですが上側のデカールと下側のデカールの位置がずれると見た目が悪いので注意が必要ですね。
貼られる方がやりやすい方法を取られれば良いのではないかと思います、まあ参考まで・・・。



Provence Moulage K282 Alfa Romeo 2000 Spider US SCCA

2013-01-20 10:52:11 | 最近手に入れたキットのご紹介
ストラトスと同時に入手したのがこのキットです。
何故今更アルファのスパイダー??
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね~。

実はこのキットは大阪の早川さんがNHKのテレビに出演された時に完成品としてラクーンオートを通じでイタリアのコレクターの元に嫁いでいった事で事で大変有名になった作品の元キットなのです。
それ以降結構レアなキットとしてオークションにも余り出回らず出ると1万円を大きく超えてしまいなかなか入手が叶わないキットだったのです。
今回はスタート価格が普通のプロバンスの中古キットとしてので目を引きましたがどうせかなり上がって来るだろうと思って入札しておきましたがそれほど上がる事無く中古キットなりの値段での落札になりました。
この辺りから見ても『ア~円は安くなっているけど景気が悪いんだな~』と判断する事が出来ますね。
けっして運が良かったって思えないんですよね。

でもふたを開けて中身を見ればごく普通のプロバンスのキットです。
部品数は最低限でなるべく一体整形を基本としている事がわかりますね~多分これくらいの車になると実車画像ってほとんど無いですから自分の思うがままに作った方が良い物になるかも・・・。

ボディだってロールバーだってメーターだって全~部まとめて一体整形です、シリコン型が古かったのかロールバーの部分にはレジンの膜が張っていますが運送時の破損を防ぐ為にはこの方が良かったりますね(笑)まさかそれを狙っていた訳じゃないと思いますが・・・。

Racing43 Lancia Stratos Silouette Marlboro 500個限定品

2013-01-20 10:33:23 | 最近手に入れたキットのご紹介
WR-5の制作がやり直しになっているのに少し不謹慎かもしれませんが最近もポツポツと珍しい物が出ると入手をする様にしております、勿論これは将来の制作の為に良い物は入手しておくと言う事なのです。
昨日も栃木県の方からご連絡を頂き今製作中のWR-5と同じ物を完成して欲しいと相談がございました、このWR-5には年末と年明けてから他にも2人の方からオファーが有ったりしておりまして嬉しい限りですがキットの入手の問題が有りまして今でも果たして入手出来る物なのか私にはわかりませんのでキットが入手出来るなら・・・と申し上げておきました。
こんな場合いくつかでも私がキットを持っていれば何とかなるのに・・・と思っておりましたが膨大な種類をコレクションするのはなかなか難しい事ですね、せめて自分が好きな物だけでも・・・と思っている次第です、元になるキットが有れば比較的安価に制作し皆様のコレクションのお手伝いをする事も可能になるからです。

今回入手したのはレーシング43製のランチアストラトスターボで当時500個限定で作られた物の一つです。
比較的最近オファーが有った時には100個限定だったと思いますので何回か限定生産されているのかもしれませんが、細かな事はわかりません。

このキットについてはアリタリアカラーの物が良く知られておりましたが限定なのはマルボロの方になります、ボディは多分同じ物ですが最初の500個限定品には裏側にレーシング43としては珍しくシリアルナンバーが刻印されています。

デカールはこんな感じで角の部分が何か他のデカールを印刷していたらしく切り取られています、このパターンはレーシング43では多いですね・・・合理的と言うのでしょうか??
ボディの塗り分けはこのデカールで準備されていますがこのデカールを使う方が果たして何人いらっしゃるでしょうか?普通なら塗り分けた方が楽ですよね(笑)今と違いタバコロゴが堂々と印刷されている事から随分古い設計である事が伺い知る事が出来ます。
使えるのか使えないかよくわかりません(劣化とは別にロゴの大きさとかの問題で)が付いていると言う事は別に買う必要も無いですから大変有り難い事ですね。

エッチングは大変盛り沢山付いていますが不要な部品も沢山有りそうなので自分で取捨選択の必要が有るのは他のレーシング43のキットと同じ方向性の物ですね。
メタルパーツはこんな感じで一袋に入っています。
この中で気が付いたのはダッシュボードですね、キットではストラトスのストラダーレと同じ形状の物が入っています。
以前アレナのキットを作った時には確かワークスラリーカーの様な平板で作った様な形状だった記憶が有ります、まあ実車もレプリカを含めて何台か存在していて色々な車が有るのかもしれません。
より正確な制作をする為には確認が必要な部分でしょう。

Auto Stile 1/43 Alfa Romeo Disco Volante

2013-01-20 09:56:26 | 最近手に入れたキットのご紹介
このキットは最近入手した物ではないのですが、皆さんご存知でしょうか?
最近このキットの話題が出たのは当ブログのブックマークに有ります『daybreak43`s blog』でまるおさんが制作されていたキットと同じ物です。
このキットはCarlo Brianza氏が原型をおこされた物でいつ頃のキットなのかよくわかり生ませんが随分古いキットでです。
Carlo Brianza氏と聞いて即座にピンと来る人はもう少ないのかもしれませんがイタリアのモデラーさんで少し前(確か昨年かな!?)にもうちょっと大きなスケールの物がヤフオクに完成品が100万円を超える金額で出ていた事も有ります。
真鍮か銅板を叩いて作った様なモデルだったと思いますが実物を見た訳じゃないので詳細は不明です。
個人的な感想を言えば超精密ではないけど味のある造形で私は好みなんですね、たまたまそんなお金を持ち合わせていませんでしたから入札はしませんでしたがウォッチリストには入れていました。
何で今ここに来てそんな話題なのかと言うとこのアルファロメオのキットはかなり古い物なのですが新品に近い物が数個(ほんの少しですが)入手が出来るかもしれません。

中身はこんな感じです。

ボディ単体です

裏にはCarlo Brianza氏のサインが有ります

私の物は中古品だったので編み込みのワイヤーホイールが付いていました・・・誰の作でしょうか??

裏側のリムには切れ込みが有りましてそこにワイヤーが通してあります。

このホイールは多分付属していないと思います。
キット純正はメタル製のワイヤーホイールですから結構トイ的な佇まいになるかもしれませんね。
しかしこのボディは手をかければ良い物になる様な気がします。
入手が叶いましたらまたご報告致します。