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Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ホイールの制作Ver.2及びタイヤの制作

2016-01-12 17:15:43 | Bianchina Trasformabile 1957
今日の山陰は・・・天気予報通り雨が降っています。
この数日は寒くなりそうですね、お昼頃には白い物が混じって降っていましたよ・・・これってミゾレですよね。
今年初めてこんなに白いミゾレを見た様な気がします。
山の方は雪かな~

さて今日は電車の中で制作方法を考えていたホイールとタイヤですね。
あ!
そうそうその前にお客様から連絡が有りましてシート座面のステッチですが円弧を描いているのは量産型らしく最初期型は真っすぐらしい・・・
なのでもう一度パテをあてておきます。
ちょっと回り道をしてしまいましたが塗る前で良かったかも・・・



さて本日のメインイベント!?のホイールキャップですね
これが出来ればホイールの制作は完了になるのです。
まずホイールキャップの大きさを決めましょう
理想で言えば4.5mm程なのですが・・・
まずおおまかに直径を決めて削ります。


姿バイトを削って作りました
同じ形状のホイールキャップを1台分4個作らないといけませんので姿バイトを作った方が奇麗に同じ形状の物を作る事が出来ます・・・これは昨日簡単なホイールのディスクを作ってみてその便利さに驚いてしまいました。
ホイールのディスクに比べればホイールキャップは少し複雑ですから姿バイトを作るのはちょっと面倒かな~
・・・で削ってみました。
実際には何度か削ってみて微調整をしながら修正を繰り返してやっと出来ました・・・

厚みも理想は0.8mmですが余りにも薄いので雰囲気重視で(0.8mm/1.0mmと削ってみましたが・・・)0.3mmプラスして1.1mmで決着しました。

採用した全ての部品を使ってホイールを仮組してみました。
なかなか良い雰囲気ではないかと思います

単品で見てもわからないかもしれませんね・・・
ではボディにあててみましょう・・・

洋白の挽き物で作ったホイールキャップを磨きます
実車は・・・クロームメッキの様なのでピカピカに仕上げます。
最初は1000番から初めて2000番までのペーパーで磨きますがリューターに取り付けてありますから回してペーパーを当てるだけ・・・簡単です。
そしてコンパウンドでピカピカになるまで磨きます・・・。

ホイールキャップがピカピカになっただけでも雰囲気が違いますね~

1台分4個・・・完了です!
塗装はしてないけど雰囲気の良さはお客様にも伝わるはずです・・・(笑)


次はタイヤですね
タイヤの作り方はいろいろ有りますが・・・例えば柔らかい樹脂を使ってキャストしたりABS樹脂から削り出したり・・・と言う事なのですが
どの方法を採用するかというのはどんな物を作りたいのか・・・と言う事になると思うのです

今回はABS樹脂の挽き物に致します
理由はタイヤがホワイトリボンタイヤだからなのです
ホワイトリボンタイヤは軟質の樹脂を使った場合はデカールか又は塗り分けで再現する事になりますがどうも
耐久性を考えるとどちらもなかなか難しい物が有ると思うのです
なので今回は白いABS樹脂と黒いABS樹脂を使ってホワイトリボンタイヤを作る事に挑戦してみます
まずは内径7.0mm外径が12mmに黒いABS樹脂を挽きます。

そして内径を9mmまで拡大します・・・
旋盤を使って・・・バイトは内グリバイトですね・・・

そしてコレです!
少し前から買って準備してありました外径が9.0mm内径が7.0mmの白いABS樹脂のパイプです
ホイールは外径が7.7mmですから少々内側を削らないといけませんが・・・

内径9.0mmの部分に白いABS樹脂のパイプを挿入します
接着剤はプラリペアの液体の部分だけを使っています(事前に溶けるかテストしています)ABS樹脂用の接着剤が有ればそれがベストです。

内径を7.7mmまで拡大してホイールの外径に合わせます
そして厚みが4.5mmでカットします
この厚み4.5mmはホイールの幅3.5mmよりも1.0mmも太いですがタイヤのサイドウォールの膨らみも再現したいので幅広にしておきます

次にサイドウォールを削る為にタイヤを支える治具を作っています
タイヤの内径よりも少しだけ大きめに削っておいてタイヤの内径部分に差し込む事で固定出来る様にしておきます

タイヤを固定しますとこんな感じになります
途中に段が付いているのはタイヤをこの部分に当てておけばいつも同じ位置にタイヤを固定する為です。

タイヤの裏表共姿バイトを作りまして削ってみました・・・
再度の膨らみ部分とかなかなか良い感じになったと思うのですが・・・

タイヤをホイールに組み込んでみました・・・如何かな??

全てのタイヤを同じ様に削って仕上げました
6本は1台分としては多いけど予備も必要なのでね・・・
キットに付属していたタイヤは既に切れていますね~もう結構硬化していますからね~

4本のタイヤが完成致しました
コレで明日は仮組からスタート出来ます

ホイールの制作Ver.1

2016-01-11 21:56:59 | Bianchina Trasformabile 1957
今朝の東京は薄曇りでしたがその後はどうでしたでしょうか?
昨日朝から知人の新年会の為に上京してきました。
昨日は寒かったけど天気は良かったですね・・・島根の空よりも青かったのは意外でした。
風は冷たくてダウンが無いとちと辛いかな~
朝3番目の特急列車+新幹線で出たのですが東京に到着したのは12時をまわった頃でしてホテルにチェックインするのは少し早過ぎる・・・上野のGTさんにいくのもちょっと早いかな・・・と思ったので
秋葉原で途中下車してBFプラモデル愛好会の展示会に寄り道です
私はその仲間には加わっていないのですが模型仲間のNaさん(本日新年会でご一緒するはずでしたが急用で欠席になってしまいました)がFBで書いておられたので・・・
丁度Max渡辺さんがトークショーをされていまして大変混雑していましたね・・・艶消し系の模型のお話だったので僕の場合はシートなどの内装系にしか参考にならなかったけど・・・でも一旦入ったら出られなかった(笑)

終わってからやっと作品を見て回りましたが・・・どこかで見た様な(笑)
こんな人の・・・
石川さん見~つけた!!(笑)

こんな作品が並んでいました。

他にもこんなのも・・・!
そうあの人ですね(笑)

こちらはもうご存知ですよね~。

寂しい事に艶有り模型はこれくらいしか無かったですね・・・
まあ人が多くてゆっくり見る事が出来なかったと言うのが事実だったんだけど・・・(汗)
携帯の画像なのでイマイチ!

夜はメインイベントの新年会6人程でしたが
なかなか盛り上がりましたよ、真打ちはNさんでしょうかね~。
他の方々は旧知の方でしたがNさんは初めてお会い致しました。
引退されたとは言えなかなかバイタリティーの有る方です、元気を頂きました。

ウ~ン大阪のHさんにも会いに行きたくなったのも事実ですね、声をして頂いたのもせっかくのご縁ですからね・・・連続で出かける訳にもいかないので時期をちょっと考えます。

昨夜1泊して本日午後3時頃にアトリエに戻って来て仕事をしましたよ、何もしないのはダメですからね。
移動中に頭の中で考えたとこを忘れないうちに実践しておきます。

今日は制作時間が短かったのも事実ですからそんなにたいそうな事が出来た訳では無いですが取り敢えずホイールを作ってみましょう。
この部分はキットのホイールでは問題が有った部分ですね。
ご依頼者の方にホイールキャップやホイールのリムのオフセットの不自然さに付いて伺っていましたので作らなければなりません。
作る時に考えなければならないのはこのホイールの塗色です
リムはダークレッド(と言うかマルーン)でセンターディスクはアイボリーホワイトなのですね。
つまり入角の角をマスキングして塗るのはちょっと無理でしょう
ですからリムとディスクの部品を別々に作って塗装をしてから組み立てれば良いですね。
構想も決まった(帰りの電車の中で考えましたが・・・)ので削ります。
リムは13インチの大きさにするので7.7mm程
何故13インチかって?
本当は12インチなのですがこれはタイヤの入る部分の寸法なのですが実際には耳の部分がついていますので1インチ分サイズを大きめにしておくのです
1インチが2.54cmですからリム片側辺り1.27cmになりますがだいたいこれ位は耳の部分が有るから1サイズアップして作っておくのです。

そしてセンターディスクですがこんな感じにしました
4本分同じ形状にしたかったので姿バイトを作っておきましたからバッチリ同じ形状になりました。
センターにはシャフト用に1.0mmの穴をあけておきました。

組み合わせますとこんな感じです
左右の違いがわかりますか?
ディスクの厚みが違うのです・・・右が0.8mm左が1.2mmなのです
この厚みで見かけのオフセットが変わってくるのです。
確かに寸法では0.8mmの方なのですが見た目の印象でいけば1.2mmなのです・・・
実際にホイールキャップまで作ってみないとわからないのです。

実車の雰囲気はこんな感じなんですねホイールキャップの直径はキットの物よりも小さめでホイールの装着するとリムよりも少し出っ張る感じですね。

リムとディスクが完成しました
もちろん裏側もリムに見える様に削っておきました
ディスクの厚みは1.2mmしか無いのでセンターのシャフトの固定が難しくなりますのでディスクの裏側に1.0mm程ボスの部分を延長しておきましたこれでシャフトは2.0mm程固定代が出来ました。

1台分4本のホイールが完成しました
明日はホイールキャップを作っておきたいですね・・・


シャーシの製作と内装の修正

2016-01-09 21:42:34 | Bianchina Trasformabile 1957
今日は雨が降って寒くなる様な予報でしたが、意外にも晴れ間が多く気温は低いながらもアトリエの中では暖かかったですね。
外は・・・寒いそうですが・・・外に出ていないのでわからないのですよ(笑)

明日は1/43仲間の新年会なので上京しますので更新は予約更新になります。
何を更新するのかはお楽しみですね・・・
ご依頼を頂いたお客様にとっては大事な問題でしょう!?(笑)

さて今書きました様に明日はお出かけなのでその分今日は一生懸命制作を進めておかなければなりませんね。
まずは昨日の続きでビアンキのシャーシを加工します。
また取り付け用の穴もあけてなかったのでその部分からご紹介を致しましょう
穴開けなど難しく無いのですが・・・今回はちょっと考えました・・・と言うのもシャーシには通常ビス穴が4つ空けられるのです
2つはボディとシャーシを固定する為の物、もう2つは展示ベースに作品を固定するものですね、そして通常その穴はシャーシの中心部分に一直線に並びます。
しかしこのビアンキにはタイヤを支えるシャフトも通っていますので4つの穴を開けるだけの面積が無いのです。
取り敢えず一番大切な作品を展示ベースに固定する為の穴を空けます。
この穴はM2のビスを使いますのでねじ切りの為に下穴でしてシャーシとボディを組み合わせておいて1.6mmの穴を空けます。
ボディ側には少し印がつく程度で良いのです
その後シャーシとボディを分離してボディの印のついた部分に2.0mmの穴を空けます。
ここは貫通しない様に気をつけて下さい。
ボディ側の穴はビスがシャーシを貫通した時のバカ穴なので2.0mmでも2.5mmでも良いのです
一緒に空ける事で位置のずれが無い様に致します。

そしてメタルのシャーシにネジ山を切ります。

次にボディとシャーシを接合する為の穴を空けますが・・・
通常はM2の皿頭のビスを使いますが頭の逃げも必要になってきますのでもうこの部分には余裕が無いんですね。
仕方が無いので展示ベースの固定用の穴の左右に1個づつ少し小さめの穴を空けます。
この部分は同じ大きさ(M2の皿ビス)のビスという訳にはいかないのでM1.6のビスを4つ使ってボディとシャーシを接合する予定です
このM1.6のビスですが余り使わないビスなんですが・・・確かフジミの1/12スカイラインGT-Rを作った時に付属のネジで余分な物が残っていたのでそれらしいですね。
でももう在庫が無くなってしまいましたが便利が良いのでモノタロウで注文しておきました(笑)
今度の穴開けではビスの直径が1.6mm程なので下穴は1.4mmで空けます
まずはシャーシに穴を開けておきましてそのシャーシをボディに重ねてボディ側にも空けてゆきます
次はシャーシに空く穴はバカ穴でないといけないので1.6mmのキリを通しておきます。
ボディ側はレジンなので直接ネジをねじ込んでも問題無いですね。

ボディとシャーシの固定ネジは頭が出っ張ると見た目が良くないので2.5mmのキリでさらっておきますとビスの頭が見える事が無くなりますね。
ネジ穴を開ける順番も考えて行なえば正確にかつ無駄無く開ける事が出来ます、毎日作っていますと考えなくても出来るのですけどね(笑)
無駄の無い動きを追求しています!


さて次の仕事は・・・
アルミ板を切って削りました・・・厚みは0.5mmですね
これ何でしょう?

そしてこっちも・・・
同じ様な大きさですが形が違います・・・

実はこれです・・・
シートの塗り分けラインのケガキをする為のガイドなんですね
シートは左右に並んでいますから塗り分けラインが左右で違い過ぎるのはちとまずい訳です
だからガイドを作っておいてケガキ線を入れておきます。
このケガキ線ですが元キットでは真っすぐ一直線なんですが実車の画像を見ますと座面が湾曲している事を差し引いてもまだ円弧をかいています・・・なので一旦パテで埋めておいて線の引き直しですね。細かな手間の繰り返しで理想に近づけたら良いですね。

下の画像では引き直したラインとパテで埋めたラインの両方が確認出来ますね・・・
円弧をかいたラインの方が何となく柔らかそうなシートの座面に見えるのは私だけでしょうか?
まあ実車の写真もこの様に見えるのであながち間違いでは無いと思う。

シートバックの方はV型になっているんですよね~
こちらの方も最初にご覧頂いたアルミ板で作ったガイドで同じ様に線を入れました。
V型の上側は白よりも少しクリームによったレザーで背面の背中が当たる部分はオレンジがかったレッドの布になっています座面の前も同様ですね。
なんてお洒落なシートなんでしょう・・・。

シートの塗り分けラインが2脚とも完成です・・・
座面の前角が少し尖り過ぎていたので丸く削っています・・・
あくまでも柔らかいシートを目指しましょう(笑)

また困った部品が・・・
これって何かわかります?
ドアの内装ね・・・
まあ有るだけ良いのかもしれませんが・・・
このまま使いたくないですね
せっかくシートを柔らかな形状にしたのにドアの内装がこれじゃあ・・・
まるで私のアバルトアセットコルサの様です
・・・わからないって!?
私の車は元々レース用なのでドライカーボンの板が1枚貼って有るだけなんです・・・・硬いですし・・・ちょっと冷たいです。
まあレースカーなんで仕方が無いのですがこのビアンキには合わないですよね。
しかも大部分がエッチングのハーフなのでペラペラなんです。

ビアンキは小さな車ですしそうリッチな車では有りません。
ですがドアの内張りがいくらレザー1枚と言ってもその内側には薄いスポンジが1枚くらいは入っていそうじゃ無いですか・・・
だから少し立体感をつけてあげましょう・・・
まず一番上の部分にドアの内側のパネルを表現して真鍮板の0.5mmをハンダ付け・・・
よくご覧になると裏面に貼っているのがわかりますか?
表面はエッチングされていて凹凸が有りますからこのエッチングを裏に使おうと思っています。
エッチングは左右の内装を全く同じ形状で作るのは良い手段なので左右を入れ替えて使おうと思っています。

他の部分も真鍮板を貼付けてゆきますがエッジの部分は斜めに削って丸みをつけておきます
この丸みが柔らかさを表現します・・・

問題はこのドアの内装の中央部分にレザーのポケットがついているのですがここだけは中に物を入れた時に袋の様に膨らまなければなりませんのでしわを寄せて縫ってあるのです。
だいぶ前に明日新年会にお呼び頂いた方からプレゼントとして0.075mmの真鍮板を頂いていたのを思い出しました。
この真鍮板を加工してポケットを作ってみようと思い立ちました

真鍮板を焼き鈍してシワを入れます
どんなシワがそれらしいのかなかなか難しい所では有るのですが・・・

切って中央の凹みに収まる様にします
下と両サイドには何やらステッチが有る様なので・・・真鍮の帯金で作ってみます

上側にも白い縁取りが有るのでコチラも真鍮の帯金で作ってみます
このまま採用になるのかわかりませんが・・・作ってみた具合で変更も有ります(笑)

具合を確かめる為にボディの内側に仮組してみました
塗装をしていないので雰囲気がわかり難いのですが・・・エッチング1枚よりも良い様な気がします・・・。

これだけ立体感の有る内装でも中央にセンタートンネルを入れてもシーがきちんと収まりますよ。

このセンタートンネルはミッションやヒーターのコントロールが通っているだけなので小さな物です。
シャーシを作り直しましたのでセンタートンネルは無くなってしまいましたのでメタルの板を使って作り直しました。

ボディの修正及びシャーシの制作

2016-01-08 18:59:16 | Bianchina Trasformabile 1957
この所まずまずの天気でしたが今日は雨が降りましたね、ドバ~ッと降る事は無いですがシトシトと降っていました。
気温は低め・・・例年には遠く及びませんが・・・。
それでもアトリエの暖房は現在エアコンしか有りませんので足元が冷たいですね。

本日最初の仕事は・・・制作では無く
OscaDromosのブログを制作記として印刷してメイクアップさんにお送りする準備をしておりました。
このカテゴリーの物を指定して全て印刷します。
そのままクリアファイルに入れてゆきますと順番的にうまくゆきませんので部分的に切ったり貼ったリが必要になりますのでかなり手間がかかります。
メイクアップでこの作品をご覧になる方が全て私のブログをご覧になっていれば良いのですが全てそうとは限りませんしインターネットをされない方だっていらっしゃいますからその過程をわかり頂きたいので大変回り道ですがブログを印刷して順序よくスクラップしてゆきます。

このブログですが完成した5台のOscaDromosの制作を全て収録しています、つまり10月の終わり頃に制作番号0334を制作を開始して実車を拝見しに行った事、製作中の場面をTV取材された事、そして納品から12月8日のTV放送そして追加で作った4台(制作番号0335/0336/0337/0338)の完成まで全てを集めてみました。
クリアーファイル1冊で40ポケット有りますので80ページ分になりますがそれが3冊と半分くらいでしょうか・・・と言う事は300ページくらいですね。
(プリンターのインクを随分使いました・・・笑)
最後に背表紙を印刷しておきました・・・お客様が喜んで頂ければ幸いですね。



制作解説書が終わりますとやっと通常の制作に入る事が出来ます
今日は何を・・・と思っていましたが
レジンつながりという事でビアンキを作りましょう
キャロルと一緒に机の上に出していますとついつい見直してしまう事が多いのですが、筋彫りの付近のボディが少し凹んでいるのを発見してしまいました。
左右のドアやリアのエンジンフードなどが特に激しく凹んでいます。
仕方が無いので気が付いた部分にはパテを盛っておいて筋彫り自身は超硬タガネで掘っておきました。

パテが硬化したら研ぎます・・・
研ぐと沢山パテが残る部分は無いのですが目で見て凹んでいましたのでやっぱり手を入れておかないと気になりますね。

続いてシャーシを作ります
もちろんこのビアンキはキットですからシャーシは最初から付属していますがその厚みはそう厚い方では有りません。
(画像の中央右少し上がキットのキット付属のシャーシです)
しかもこの小さな車もキャロルと同じく当時の道路はヨーロッパと言えども奇麗に舗装してあった所は少なかったのでしょう
車高は結構高めでしてそのタイヤを支えるシャフトの高さは丁度微妙な高さでしてキットのまま組みつけてもちょっと低い感じがします
なのでシャーシは自作して丁度シャーシの厚みの中にシャフトが貫通する構造にする方がバランスが良い様に思います。
そうなれば後はシャーシを作るだけですね。
メタルの板を切ってゆきますシャーシの厚みの部分に真鍮パイプを通したいので3分割で作ります、まずは中央の部分を切りました。

ちなみにこちらが標準のシャーシをボディにあててみた所です
シャフトを通す部分のシャーシにシャフトの逃げが作ってあるのがわかりますね・・・つまりこのメーカーさん(いや原型師さんかな!?)も丁度嫌な場所にシャフトが通る事をわかっていたんですね~。

ただ自作したメタルのシャーシをそのまま取付けるのにはちょっと問題が有りましてボディ下部のシャーシが当たる部分が平面ではないのです。
メーカー製のシャーシはボディ下部の形状に合わせて曲げてあるんです、だから一見なんの問題もない感じに付ける事が出来るのです
まあやっつけ仕事と言えばそうなんですが柔らかいホワイトメタルなのでこんな作り方も許容出来るのですが私の作るシャーシは刻印を打つのである程度の厚みが必要になりますからボディに合わせて曲げるなどと言う事は出来ません・・・
なのでボディの下側のシャーシが当たる面をフライス盤で削っておきます
ただこれもどこに基準を取れば良いのか難しい所なんです
何しろ左右は均等では有りませんからね・・・

タイヤを支えるシャフトが通り真鍮パイプをハンダ付けしておいてからその前後のシャーシをまたハンダ付けします
ここはハンダ付けという方法を示す為にハンダ付けと書いておりますが使う金属はハンダではなくシャーシと同じ組成をもつホワイトメタルを使用しています
こうしておけば後日メタルのシャーシを磨いた時に部分的に色が違うなどと言うトラブルを防止する事が出来ます。

ハンダ付けをして凸凹になったシャーシにヤスリをかけて面を出します
その後に少し細か目のペーパーを使って仕上げてやります・・・
シャーシの右側に薄らと黒っぽい線が出ているのが真鍮パイプですね、出来るだけ車高を上げてやりたいのでシャーシの厚みの一番下側に真鍮パイプが来る様にしていますから磨けば当たり前に真鍮パイプが出てくるんです。
左側はたまたま照明が当たっていまして光っていますから見えないのですが前後とも真鍮パイプが見えます。

ボディにシャーシをあててリアのラゲッジルームを取付けてみました
普通の車はここがリアシートになりますが今回の製作では試作車をモデル化する事に変更になりましたからここはあくまでもシートでは無く荷物を置く為のスペースになります。
内装がキャンバストップの後ろ端よりも高くならない様に削って調整致しました
クローズドボディなら目立たないかもしれませんがここは全部見えてしまいますのでね~調整が必要なんですね。



そして最後にちょっとした思いつきで・・・
そう言えばず~っと前に仮組したスバル360バンを知人から頂いていた事を思い出して並べて記念撮影してみました・・・
どちらも同じ時代に生まれて日本のモータリゼーションを支えて来た車ですね。
私の子供の頃(幼稚園に入園した頃かそのすぐ前くらいかな!?)父親が初めて買ったのがスバル360でした
この車は普通の屋根付きのボディでしたが事故車を直した物で雨が降ると雨漏りをしたらしく早々に同じ車に買い替えたらしいです。
確か最初に来たのは出目金と呼ばれる最初期モデルで薄い水色だった様な記憶が有ります
次に来たのがクリーム色と言うか黄色みの有るグレーという感じの塗色で一般的な顔にマイナーチェンジした後の車(ボンネットはスリット入りでテールランプは小さな物だった)だった様な記憶が有りますね。
今でも私の古いアルバムをめくるとこの車の写真が出てきます。


私の家にキャロルが来たのはず~っと後の事で
既に旧車の仲間入りをした頃だったと思います
確か3台有りましたね・・・
1台は現在製作中の物と同じ位の年式、もう2台は後期型でその内の1台はグレーと明るい小豆色のツートン、もう一台はブルーメタに塗った部品取りでした。
ア~懐かしいな・・・(笑)

ボディの加工Ver.1

2015-12-29 21:43:18 | Bianchina Trasformabile 1957
今日はよく更新をしますね、本日3度目の更新・・・(笑)
決して暇な訳では有りませんよ、午前中は先日の風邪ひき前からの咳が収まらなかったし薬も無くなってしまったので病院に行っておきました。
喉は相変わらず腫れているらしく薬をつけて頂き吸入と投薬・・・
注射は無しでした。
年末にゆっくり休もうと思えば今の内に病院に行っておいた方が得策との判断です、この判断は吉と出るか凶と出るか・・・。

さてお昼前にアトリエに帰ったら早速制作です。
今日はビアンキですね・・・一体何ヶ月ぶりでしょうか??
調べてみますと7月27日からつくってない・・・この時に確認していたエッチングはとうの昔に到着しています・・・
どこをどうしようと思っていたのか・・・しばし資料を見て検討・・・。
そうそうリアは少し形状を直したので両サイドとフロントですね。
そうそう、思い出しました。
フロントのプレスラインが少し弱くてもう少し掘らなければならなかったんですね。
まずは枠の部分を掘り返しておきまして次に中央部分を掘ってゆきました、これくらいで良いのかはサフを入れてみ無いとわからないですね。

次に両サイドのプレスラインですが左右で少し形状が怪しい様なのでアルミでガイドを作ります。
まあそんなに難しい物じゃないですね。

作ったガイドをボディに当てて鉛筆でマーキングします。
ここでマジックとか使わない様にね・・・凹みにマジックのインクが入りますと塗装をした時に染み出て来て悪さをする事が有ります。
鉛筆は染み出て来ないですからね~
ケガキ線の部分までレジンを削っておきましょう。

先ほどのガイドを使ってマスキングテープを切ります。

マスキングテープをボディに貼っておいてポリパテを盛ります。
必要以上に盛りますと削るのが大変になるだけなので・・・必要最低限ですね。

反対側も同様にしておきましょう、この部分はほぼ同時に作業しているのはマスキングテープの位置が左右で違って来ない様にですね。
と言っても完璧は有りません、元々のボディが機械を使って作った訳では無く手で捻って作った物だからですね。

パテが柔らかい時点でマスキングテープを剥がしてしないます。

ボンネットの筋彫りの左右も高さが違う部分が有りますのでパテを盛ってから筋彫りを掘っておきましょう。

次は気になっていたホイールハウスの内側をリューターに丸いビットをつけておいて削っています。
フェンダーアーチの部分に一皮残しておきましてフェンダーの折り返しの厚みを表現致します。
薄ければ良いと言う物では有りません(笑)

次はタイヤです。
タイヤは一見良い形をしていますが・・・

反対側は切っただけの様にサイドウォールが平面ですね・・・これではちょとね~使えないな~。

タイヤをホイールに取り付けてみますとこんな感じ・・・
ご依頼者の方がおっしゃっている様にオフセットが変ですし・・・別の車のホイールみたいですね。
ホイールもタイヤも作り直しましょう。

ちなみに大きさは良い感じなんですけどね~
勿体無いね~(笑)

外装のパテが硬化するまで手持ち無沙汰なので内装でも作っておきましょう。
実は制作する仕様が少し変わりまして最初頃に作られた試作車をと言う事になりました。
この試作車はリアシートが無いのでシートの部分を削っておきたいのですが、普通に削っただけでは奇麗な面が出ないですよね。
そこで鋸を使って一旦シートの座面を切ってしまう事に致しました。

キットは市販型をモデル化しているらしくリアシートが付いているのです。
先程の画像では鋸の陰で見えなかったのでこんな感じに切ってしまいました。

上側の部分にシートの座面が付いていますのでこれを削っておきます。
鋸の刃の幅だけ小さくなってしまいますので後ろ側の上側にパテを盛って調整する必要があるかもしれませんね。

リアのスペースの上下を接着しておきます。
仕上げを考えればここは一体にして置いた方が良いですね

ダッシュボードは取り付けピンが何も無いので真鍮線を植えておきました。
メータークラスターの形状にちょっと問題が有りますが先に固定をする事を考えておかなければなりませんね。

ピンを使ってダッシュボードをボディにとり付けてみました・・・

ここまで作ったら時間になってしまいました・・・今年のビアンキはここまでですね。
明日は製作が出来るかどうかわかりませんが・・・何とかしたいですね~。