kotoba日記                     小久保圭介

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真鶴

2008年04月30日 | 読書
川上弘美著「真鶴」読み。
この作品の文体だ。僕が探していた川上弘美の文体は!
一年ほど前、新聞のエッセイで確か「時の栞」という、
コーナーがあって、
ロングヘアーじゃない、カールをかけた川上弘美の写真と一緒に、
もの凄く惹きつけられる句読点の打ち方の、
文章があった。これは凄いと思って、
ハサミで切り抜いて、何度か読み直していた。
で、そのうちどっかにいってなくなった。
ところが、この「真鶴」で、
あのエッセイと同じ空気感と、
息づかい、というか、息止め、というか、
そういう絶妙な文体と共に、異界が折混ぜてある内容を、
「真鶴」に僕は見つけた。
だから今、当然、読み続けるのが面白くてしょがない。
それでも、ゆっくりしか読めない文なので、
じっくり楽しもうと思います。
詩です。
詩が文章のいたるところに、
小さい花を咲かせている。
これがマジ、たまらんわ。

今日も、夕方、歩&走。4キロ。
公園内のツツジが今は真っ盛りで、
白、赤、ピンクと、
三色が見事にきれいです。

上田正樹とサウス・トゥ・サウス「この熱い魂を伝えたいんや」と、
奥田民生「ファンタスティック OT 9」を、
大音量(ヘッドホーン)で聴く。
ふちがみとふなと等、少しギターでコピーして歌う。
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