写真は、
初めてゆく公園です。
昨日の、
名古屋豪雨で、
今日の労働が危ぶまれたのですけれど、
ちゃんと、
生活は戻りました。
昨日は、
夕方から冷房のような、
つめたーい風が吹いて、
雨が降り出しました。
雷も鳴り、
すぐ近くで落雷らしき音があります。
最初は普段の雨だったのですけれど、
いつものゲリラ豪雨になり、
やむだろう、
とみんなが思っていたのに、
雨の強さは変わらず、
1時間以上、
降り続けました。
5時になって、
自転車で帰ったわけですけれど、
大通りの、
とある場所は道路も歩道も、
大水になっていて、
自転車を漕ぐのがたいへんでした。
発砲スチロールの箱を、
植木鉢代わりにしたものが、
軒先から流れてゆくので、
持ち主が、
水の中を歩いて、
引き寄せていました。
そんな人をよけながら、
ペダルを漕いでいると、
車が道路をゆっくり通るたびに、
波がきて、
たいへんです。
低い所に立っているビルでは、
土のうが積まれ、
床下浸水を防いでいて、
そこに、
ビルの中から出られずにいる、
男子高校生たちが、
あきれたように、
中には愉快な表情で、
雨のすることを、
見ている男子もいました。
僕もこんな大水は、
初めてなので、
ちょっと笑いたくなってしまう。
日常が、
非日常になる、
というのは、
危険でたいへんなことではあるけれど、
そわそわドキドキするのも、
本当なのです。
自衛隊のナンバーをつけた乗用車が、
急いで走っていたり、
路地の手前で、
警官が、
冠水を見極め、
通行止めにするか否かを、
判断するために、
立って見ていました。
車高が高い車は
笑いながらケータイで話しながら走り、
自転車の僕は、
その車の前で、
ブレーキをかけました。
横断歩道は、
きっとあったと思うのですけれど、
土色というか、
薄いグレイの水で、
白線は見えません。
些細だけれど、
これが非日常です。
日常がどれだけ、
細部にわたって、
構成されているかが、
こんな時はよく知らされます。
街の中で、
高低が、
こんな大水によって、
よく判る景を、
ともかく帰りました。
帰巣本能とまではいわないけれど、
そのような心持ちでの、
30分の帰路です。
堀川というか、
黒川がどうなっているかが、
興味あり、
川沿いを走ってみると、
すでにあと1メートルぐらいで、
あふれそうでした。
カモが速い水の流れを嫌って、
土手に避難している姿がありました。
家の前で、
長靴に入った大量の水を出してから、
玄関を開けました。
すべてずぶぬれで、
傘は役に立ちません。
まずお風呂に入り、
冷えた体を温めることから、
始めました。
1時間に110ミリというのは、
こういうことか、
と思いました。
電話をして、
安否を確認し、
電話が鳴り、
名鉄の駅で、
特急が止まったままだから、
どうしたらいい?
と問われ、
ネットで情報を集め、
折り返し、
なるべく早く再度、
電話をしました。
東南海地震が来たら、
自転車があれば、
きっと役立つと思いました。
燃料いらずの人力ならでは、
です。
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