kotoba日記                     小久保圭介

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週間ブックレビュー

2006年11月12日 | 文学
日曜日の楽しみのひとつに、週間ブックレビューという番組がある。
朝八時からやっていて、本の番組。
ゲストが「マジか!」と思うような人が出る。
金原瑞人とか、中沢新一とか、保坂和志とか、
で、今日は詩人の平田俊子が出ていた。この人の格好を見て、笑った。
完全に遊んでいる。真面目そうな髪型とか眼鏡とか。
そいでもう一人のゲストが、あの中川五郎さん。
本の番組に出て当たり前の人なのですけど、
「25年目のおっぱい」という名盤を世に出したフォークシンガーでもある。
そいで、中川五郎さんが推薦する本は、車谷長吉の旅行記。
この番組を見ると、元気が出る。
なので、この時間までに朝食を終えるか、起きるかなのだ。

そういえば、昨日、帰って、眠くて、ソファで毛布を被って寝た。
布団で寝ない理由があった。夜10時からETVで松田優作特集がある。
まあ、寝たら寝たでいいか、別に、と思ってぐっすり寝た。
ところが、こういう経験はみんなあると思うのですけど、
夜10時ジャストに目が醒めるのである。
これは、「見ろよ」という体の合図である。
見た。リリーフランキーが松田優作について、
異常と思えるほどの思い込みの強さで語っていた。
「松田優作の映画をビデオで見て、隣の女優が寝てしまったら、この人とは仕事はできない」といったことを言っていた。それって、僕は判る。
僕の場合は松田優作じゃないけど、そういう思い込みの強さというか、
この人だけは別格、という人がいる。
リリーフランキーの語りを見ていて、ここまで自分を失ってはいけない、特に語る時は、
と思った。
松田優作。番組の中で中上健次の「蛇淫」の短い文に松田が反応していた、
という話が出てくる。へえ、って思った。
それにしても、最近のETVは頑張っています。
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