kotoba日記                     小久保圭介

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鳩だと思う

2007年05月10日 | 生活
今日も6時からジョギング。
公園に入る前に、丸虫が舗道にいて、道路に行こうとしているので、
手で触って、丸くなったヤツを上手につかんで、草の中に放る。
それがそもそもの間違いだった。
コースを走っていて、今日も老人さんはいたけれど、
昨日ほど多くなく、静か。なんだ、静かに歩けるんじゃないかみんな。
と気分良く走っていると、どーでしょう、1㎞ぐらい走ったところ、
コースに、見たからに瀕死のミミズを発見。
まあ、ええや、って思って、避けて走ったけど、
あああ、悔いが残る、ってもうかなり苛々して、
ミミズまで戻り、小枝を拾って、ヤツを引っかけて、芝生に放る。
歩く老人さまは、「あの馬鹿何してんじゃ?」ってなもんでしょう、
何でもええやんけほっとけ。
で、また走って、「ああ、もしかして、あの芝生だったら、水ねえし、ひからびるかも」
とまた悔やみ始めて、
水鰍ッなきゃ、と、コップ代わりの物を探しながらrun。
煙草の透明の袋(小さいやつ)が落ちていたので、トイレでそれに水入れて、
持ってrun。で、のべ2,5㎞ぐらいまで走った。
で、
芝生あたりで、ストップ。ミミズを探す。
だがどこにもいない。探す。猫が2匹、寝てる、日だまりで。
だいたいの場所を5往復以上は、行ったり来たりしてた。
水の入った袋持って、
芝生の表面を見つめて、何人かからの視線があったけど、顔あげず、探す。
ちょうどトイレの近くだし、
「あの野郎、のぞきの下見か? あれ、変質者かもしれねえな、ばーさん」などと、
「顔、覚えておきましょう、時間とか。黒い服よ」
と、老人さんらは、思っていたかも。
ええわい、そいで。とにかく、ミミズだ。どこ行った。
鳩がさあ、3羽いたんです。ミミズを放った芝生あたりに。
僕の水入り袋を見つけて、
餌だと思ったんでしょうね。猫も餌だと思って寄ってくるし、カラスも。
もしかしたら、鳩にあのミミズ、食われたかも、
と思いながら、帰宅した時間から逆算すると、
40分、ミミズ探してました。ダメ、いない。
水の入った袋を、くそっと思って放ると、
誰ゾの目線が。「何、この人」ってな目じゃ。違うって。ミミズ探してるだけです。
でも、だめ。いない。多分、食われた。走っている間に食われた。
すんごい探したし。
こんな風に書いてても、かなり凹んで帰った。
自然界のものに手を出してはいけない、
という言葉が、今日ほど身につまされたことはない。
たぶん、食われた。鳩に。
水、鰍ッたら、ヤツは元気になったろうに、ごめんなあ。
でも、ミミズはいなかったけど、
キノコ発見した。あれ、絶対、毒キノコだ。たぶん。

コメント
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