聖徳太子研究の最前線

聖徳太子・法隆寺などに関する学界の最新の説や関連情報、私見を紹介します

「聖徳太子をめぐる珍説奇説」というカテゴリーの追加

2020年12月06日 | このブログに関するお知らせ
 8月にこのブログを復活させて以来、めちゃくちゃ忙しいのに結構書いてきました。読みかえしてみると、「論文・研究書紹介」の固い記事が多いですね。かつては、エイプリルフールに太子関連のおふざけ記事をアップロードしていた身、また3週間ほど前に出た『早稲田学報』の最新号に「日本笑い史年表」を寄せたほどの笑い好きの身としては、ちょっと遊びたくなってきます。

 そこで、これまでの記事とカテゴリーを見直したところ、内容とカテゴリーが合ってない記事が目についたので、この際、記事が5本しかなかった「聖徳太子・法隆寺研究史」というカテゴリーを廃止して、それらの記事を「聖徳太子・法隆寺研究の関連情報」に移し、代わって「聖徳太子をめぐる珍説奇説」という気楽なコーナーを設けました。

 学問ではいろいろな説が出るのが当然ですが、その枠を越えると空想小説、あるいは珍説奇説と呼ぶほかなくなります。大山氏の聖徳太子虚構説は、学問的上の新説・異説としてスタートしたものの、次第に空想小説・珍説奇説に近い主張が加えられていきましたね。

 珍説奇説カテゴリーの記事の第1回は、このブログでもちょっとだけ触れたことがある(こちら)法隆寺の五重塔は送電塔をモデルにして設計されたというトホホ説です。国立大学の紀要に載ったのだから、すさまじいですね。

 なお、このカテゴリーの記事については、本気でとりあげていると思われないように、題名の冒頭に 【珍説奇説】という注意を記しておくことにします。 
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