郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

暗い朝

2015年12月15日 | 日記

 家人は5時に起き、6時に朝刊を取りに玄関を出た。いつも、その時に雨戸を開けるが夜のように暗いので一瞬躊躇する。でもいつも通り雨戸を開けたと言う。私は外に出ることがないので暑い寒いもない季節感のない、また時間感覚のないずっと昼間のような生活で過ごしています。それは家に居る時は私にとって理想の生活でした。食事を作ることも、あたふたと食べた後の後片付けも、お掃除も、お洗濯も、何もしないで済む生活で読書に耽り、寝たい時に寝る。家人とは少しお喋りをして感謝の言葉を掛け合う程度で暮らす。でも、小さな空間での閉じ込められた生活は動物園で生き物が生活しているのと同じで本来、食べ物に苦労しながらも森で活き活きと活動しているのとは違います。病院で飼われている人間になっているように思い、他方では自分の腑甲斐無さを感じています。
   ~ 今日の夕食は、有りません ~


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