2011年のベストセラーを
いまさらながら手に取ってみる。
3部作を書き上げた後
売れ行きを見る前に
作者は他界していたのね。
ダメ記者くんには共感できるが
天才ハッカーはちょっと無双すぎてきつい。
もちろんおもしろいのだけど。
フランスのベストセラー「その女アレックス」
のときも思ったのだけれど
日本のミステリーが事件そのものに焦点を当てるのに対し
外国のミステリーは事件を1つのイベントとしてとらえ
事件前後に主眼をおいて
その影響・変化を描いているところが興味深い。
しかし読んでいて
日本とスウェーデンには共通点も多いことを知ったのが一番の収穫!
どっちも王国だったり
精密機械に強かったり
小国発→世界へ!
が多かったり!
ボルボ、エリクソン、H&M、イケア!
フーディニ、ホグロフス、ピークパフォーマンス!
最近人気のキツネ印のリュック!
ムーミン!
はフィンランドか・・・。
しかし本1冊で遠い北欧に
ここまで親近感がわくとは・・・。
時間をおいて
続編にも挑戦してみよう。