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僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

アーガン(新大久保)

2024年11月07日 | カレーをいただく
タカリセットを頂く。
韓国人街の雑踏の奥に
ひっそり佇むネパール料理の名店。
4階へのエレベーターに向かう途中
階段にフナ虫のごとくへばりつく
女性陣の圧倒的行列にビビるかもしれないがご安心を。
こちらは2階の韓国料理ビョルジャンへ向かう行列でございます。
ジャジャーン!
こちらが本邦初公開
ネパールのタカリ定食。
ダルバートと呼ばれる定食ですな。
特筆すべきはギーという
バターオイルがついていること。
3時の位置から時計回りにいくと
サラダ・トマトのアチャール・大根のアチャール・
発酵野菜の漬け物・サグ(青菜)・タルカリ(野菜のカレー和え)・
10時と11時にあるのは選べるカレーでマトンとチキンを選択。
1時にあるのがダルバートの名称にもなっているダル(豆汁)。
白いのがデザートで、その下が前述のギー。
真ん中の白いご飯がバートで
豆汁とご飯を合わせてダルバート(豆汁飯定食)
細長いのはパパドで丸まっているのは初めて見た。
どれもしっかりした味わいで
丁寧な調理を伺い知ることができる。
そしてバートと呼ばれるライスがお代わり自由なのだが
とんでもない量を投下していきよった笑。
いやしかしどれも旨い。
最初のご飯はおかず一つ一つと合わせて頂き
お代わりごはんで全部入りでごちゃ混ぜで頂くのが
最高にうまい!
他にも見たことのない定食があって
これは是非制覇したいところ。

ラッフルズカリー(仲御徒町)

2024年11月01日 | カレーをいただく
13時着で2人待ち。
客層がいつもと違って
老若男女ってところからして変わってる。
下町エリアだからかな。
チキンとマトンの合い掛けを頂く。
わざわざバランスの悪そうなカウンタ―で
ジェンガみたいな顔で全集中してよそっているのも
日替わりのトマトチキンをオーダーされて
「もうないからっ!」とツンデレ対応なのも
どのくらい辛いが聞かれて言葉を失うくらい半ギレなのも
聞きしに勝るやばい店主で面白い。
逆に明るくふるまう青年の好感度が際立つ。
やはりカレー屋はこうでないと。
どちらも辛さ控えめのサラサラカレーで
なんといっても具沢山!
カレーの器が小さいのも
いかにもいいものをそっと詰め込みました!
て感じで期待がもてる。

チキンは特に生姜が強く
全体的に「カレー」ぽくはなく
米に肉汁をかけて頂くような感覚。
これはなかなか。

ビーンズオンビーンズ(神田)

2024年10月30日 | カレーをいただく
ミールスを頂く。
なんといってもあの本石亭の手前にあるという
絶妙な立地。
後輩くんが見つけてきたので
早速入店したしだいだが
結論から言うと今ひとつだった。
バスマティライスのお代わり自由で
サンバル・ラッサムにパパドゥやプーリまでついた
オーソドックススタイルで
この辺りでは良心的な価格設定。
店員さんがほぼ日本語を解さないところがすげえ。
ただ料理の方がちょっと。。。
5種のカレーから2つ選ぶ。
チキンとマトンでお願いしたが
町場にあふれるインネパ屋と同じレベルの薄味、
深みゼロのカレー。
ラッシーかコーヒーがついてくるが
ラッシーもえっ?
となるレベル。
おいしいカレーでお腹いっぱいを目指したが
これはちょっと・・・。

ハルダモンカレー(代々木上原)

2024年10月20日 | カレーをいただく

ABC3種盛を大森で頂く。
「大森」は誤字ではない。
大盛でなく「大森」。

12時半着で15名待ち。
ほぼカップル。
中には女子2人連れの姿も。
これは確実に回転が悪いな笑。

店内へ通されてオーダーしてからはすこぶる早い提供。
奥行きのあるカウンタ―と2名掛けテーブルで
スツールがいかにも間借りカレーらしい。
並んでから40分ほどでカレーにありつく。
まずはAの鶏エビ出汁チキンカレーから。

甘みと辛みたっぷりでバランスのより優等生チキン。
Bは挽き肉キノコ(スパイシー羊イカスミ)
真っ黒な墨はもう訳分からなくて
ビッシビシなスパイスと強烈な挽き肉で
いつまでも食べていられる。

このカレーが一番好み。
Cのチラシ煮干し出汁カレーは実に異色。

「チラシ煮干」という煮干しがあるのか
「煮干しを散らしている」のかと思ったら
イワシ、ノドグロ、カツオからとった出汁に
生のイクラや生胡瓜、和山椒ののる
まさに和式のカレー。
気付くのに時間を要したが
ちらし寿司を模した「ちらしカレー」なのね。
3種の中でももっとも白眉であった。

カレーのいい香りを体中に纏って
店外へ出る14時頃には
行列が30名近くに延伸中。
バランスをとりつつ個性の光る
素晴らしいカレーであったが
惜しむらくはお洒落すぎ
かつ女子うけがよすぎる・・・。
やはりカレー屋は入りにくく
緊張をもってカウンタ―に座るくらい
吹っ切れた頭のおかしい店主が
最大のスパイスであってほしい。