日当葉桜が目立つ沿線を北上。四季を通じて人気スポットの日当駅でも、最後の桜風景を残していた。閑散とした駅舎が、祭りの後の静けさを感じさせる。
谷汲口桜のシーズンには、いつも大勢の観光客で賑わう樽見鉄道。特に谷汲口駅は、観光の玄関口駅の一つでもあり、列車が桜のトンネルを潜り抜けるようである。葉桜が見えだし、春風で桜吹雪の舞う週末。駅では最後の賑わいを見せていた。
木知原
木知原サクラは田園風景を艶やかな舞台に変えてくれる。振り返ると、今度は黄色い単行列車が現れた。春爛漫の沿線風景は、非日常的な空間にしてくれる。
木知原サクラの季節には非常に混雑する樽見鉄道。桜祭りも終わり、散り始めの葉桜を横目に北上を続けると、見応えのある最後のサクラに驚かされる。そよ風に舞う花散らしの光景は圧巻。
JR和歌山線
近鉄大阪線満開となったサクラの下を行く列車の撮影は、見極めが決して容易ではない。心を躍らせて訪れたものの、目の前の葉桜に唖然とした経験が結構ある。強風に耐え、風花の舞うサクラの下を、原色特急が通り抜ける。
室生口大野今春はあまり撮影時間が取れず、地元の近鉄沿線での撮影に絞られるが、行楽地でなくとも春の風景が沿線を彩る名所が存在する。室生口大野駅周辺は、村全体のサクラ風景を楽しませてくれる。
京阪交野線 私市ー河内森サクラが数本立ち並び、交野線を見下せる丘の上に立つ。夕刻の遅い時間。露出不足も何とか映り込ませたサクラ。今年のサクラ撮影は、限られた時間帯での厳しい撮影で終わりそうだ。
岡寺