ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

道路にも・落ち葉の上にも・分け隔てなく雪は積もった。

2009-11-02 20:26:49 | Weblog





朝方から、ちらちら雪が降り,昼過ぎから本格的に・・・。
日が暮れる頃には,何もかも,真っ白になった。
朝から、明日のレッスンの仕込みを始め、発表会のプログラムの制作
自分自身の練習も,タンゴを中心に詰めた。
漠然とは弾かずに,しっかり意識して練習した。
危うい所は、ゆっくり運指を頭に叩き込みながら,繰り返す。
決して急いで弾こうとはしない、むしろスローなくらいに頭に叩き込む。

練習を始めると3~4時間があっと言う間に過ぎる、
普段如何にサボっているか・・・・,一目瞭然・・・・。

昨夜は,大正琴の発表だった。
メンバーの皆さん、一年間,本当にご苦労様でした。
今年は,ホームの慰問も2回に増えて、なかなか大変だったけど、
頑張って頂きました。私達は、ソプラノ・アルト・テナー・バス
4部構成のアンサンブルを練習しています。年齢(最高齢90近い)
その他を考えますと難しくて,大変ですが、
良いアンサンブルが出来れば,喜びもひとしおです。
地道に続けましょう。11月14日、今年2回目のホーム慰問です。

夜は,研修会が近くの、ホテルで開催された。
完全な雪道(今年初めて・・)各学校の管理職、町理事者、教育局、
委員会、多くの方々が参加された。ニセコ町の教育について意見交換が
行われ、厳しい教育的課題が説明された。

社会の変化、変革、に立ち後れてはならないとする思いが、
教育関係者の中には、切羽詰まってあるのだろう。
そう,今,頑張って頑張って改善、改革して行っても、
結果が,10年後,20年後のお話だから・・・・・・。
しかし,今出来得ることを,確実に現場でしてゆかなかったら、
もう,この国の将来は無いという答えが、明らかになりつつある。

社会に役立つ子どもを,育てることも大切だけど,その前に、
一人の人間として、「少なからず」教養やしっかりした自分の価値観を
また,この街やこの国に,生まれ育った意味を自覚したり,持てる子ども
たちを育てなければならない。同じように,この国や隣国の近代史を
積極的に学ぼうとしなければ・・・・・・。多分,子どもたちの将来は、
広くアジアやその他の多くの国々に開かれてしまっているのだから。

ここ、何十年間で,失われたものは,余りにも大きくて、取り戻せないかも
知れないけれど、やらなければならないと思い始めた人もいる。

明日は,今年初めての,圧雪、中山峠を越えて、札幌に走る。