ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

時にはシャープに鋭く、時には優しくまろやかに・・・・・!!!。

2009-07-29 06:20:21 | Weblog
霧霧霧霧霧霧霧


ガスガスガスガ

深い霧がかかり、視界が悪い、場所によっては
霧雨状態になって、道路が濡れていた。
早朝、羊蹄山登山口まで,お客様を送る。
登山口には,雨で待たされた人々が押し掛けていた。
ラジオ体操が始まる,ずっと前だけど、この場所には熱気を感じる。

秋であれば,この霧は「晴れ」を意味するけど、
この時期はわからない、上空が晴れているか?否か?・・・・。
昨日よりは,天気予報が幾分良いので,期待したい、
また,皆様の登山の無事を合わせて祈る。

総選挙、ニセコ町は町長選挙、議会議員補欠選挙も合わせて近づく。
街の中が、一種独特の空気に包まれて行く、
選挙は,常に選ぶ方の資質も問われている。
現状を何とか維持し続けたい人々もあれば、
少しでも、今より暮らしよい街になればと
心を砕く人々もある。それらこれらは選ぶ
方の責任でもある、まあ,小さな街だから
波風立てずという意見もあるだろうし、こんな所は
もうチョットなんとか改善されないだろうかと
日頃から考える人々もあるだろう。それぞれの人の
思惑、選挙後の流れの把握、それぞれの人々の
顔色まで伺い知れてしまう、田舎の選挙の怖さみたいな
ものを痛烈に感じつつ、皆が投票場に向う。

私のアコ(ジュリエッティ-127クラシカル)の音色が
最近また変わって来た。MとHを極限にまで引き出そうと
風を送るので、高温の伸びが突き抜けてしまった。
「突き抜けた」という感じは音が抜けたの、更にその先みたいな
発音になった、これ以上行くと、リードが折れたり、
破れたりするんじゃないか?というぎりぎりのところで、
何とも言えない叫び声を上げる。
必然的に,風圧が弱いと音は枯れる。

学生時代、バンドでコンサートの前くらいになると
練習が重なり、喋る声はガラガラだけど、歌う声は
ぜんぜんOKみたいなことが良くあった。
それと似ている。

アコはどのような風の送られ方をしているかによって
音色も作られて行く、
リードの善し悪し、楽器の箱としての精度の善し悪しは
あるのだろうけど、一概にそればっかりでもないような気がする。

時にはシャープに鋭く,時には優しくまろやかに、
風は送られなければならない。