ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

こどもの頃,一日が、あんなに、長かったのに・・・・。

2009-07-24 06:59:46 | Weblog




お天気が快方に向かう気配はない。
毎朝,雲に覆われたどんよりとした日が続く。

画像は、上海の「皆既日食」中の約5分間の街並み?。
摩天楼のビルをどうぞ,ご想像下さい・・・・・。
上海のボリビアさん、貴重な?画像をありがとうございました。

子どもたちの夏休みが始まる。
部活動、夏期セミナー、家族旅行と予定が組まれる。

私が高校までは,殆ど部活だった。
中学のサッカー部は1月1日だけ休みだった。
来る日も来る日も,灼熱のグランドに立っていた気がする。
ある日、目眩がするのでおかしいとセンターバックに言ったら、地震だった。
子どもたちが、自発的に練習するようになったら、
どんな部活動でも、力がついて来る、
コーチや監督や先生に言われて、練習しているうちは
なかなか、結果が伴わない。
今から思えば、昔は理不尽な練習もあったけど。

朝から晩まで川にいて、魚とにらめっこしたり
草むらに入って、キリギリスとにらめっこするのが大好きだった。
自分なりに、捕獲法を研究したりしていた。
最終的には,「待つ」ことが一番重要だという結果に至ったけれど、

自作の籠に、キリギリスをわんさか詰めて、夜店に持って行けば
000円の稼ぎ?になるのにとか計算していた。
尾に管を持つメスのキリギリスを捕まえるのに苦労した、
メスは鳴かないから、場所の特定が非常に難しかった。
メスは凶暴だ?ということも、こどもながらに薄々感じていた。

家の周りには,ワクワクすることが一杯あった。
何年も前に、生まれ育った場所を尋ねてみたけれど、
あんなに、広大なフィールドと思っていた所は
こんなに狭い限られた地域だったのか?と愕然とした。
それでも、今でも、わたしの心の中には、その広々とした野っ原が
果てしなく,広がっている。

Billの街角に 立って
削りとられた 空を見れば
乾いた 心の中に・・・・・・・・。

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