ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

上海の「皆既日食」2

2009-07-23 06:43:16 | Weblog





今日も,どんよりした、曇り空、
なかなか,お天気は回復して来ない。

昨日は、ニュース映像で各地の皆既日食を見たし、
早い時間には、インターネットでもLIVE映像が
流されていた。

太陽の持つエネルギーの膨大さを.改めて知ることとなった
一日だったけど、人知を越えた宇宙空間に漂う「ある星」に生息する
生物という現実を実感した日でもあった。

そして、いよいよ「生きている間に・・・・」という言葉が現実味を
帯びて迫り来る。この宇宙の「時の物差し」からすれば、
一瞬の「きらめき」にすら及ばないのだけれど、
それでも、この「まばたき」の中にこそ、全てが凝縮されて
我々生物の痕跡を色濃く残せるのだろう。

画像は、昨日の上海、皆既日食が始まる5分前のお日様、
この後、皆既日食中、皆既日食後と連続して続いて行く。

今日は,大正琴,練習の日。

早朝の「ラジオ心の時代」で画家、安野光雅さんが、出身地である津和野の話を
されていた。文化と文明に付いてのお話が面白かった。
方言と共通語「標準語?」。幼少時代を育む,自然その他のバックボーンの
奥深さや豊かさが、その人にとって、いかに大切かを、お話の端々から
伺い知ることが出来た、それらバックボーンは、何歳になってもその人の
バックボーンたりうる。言い換えれば,その人の、「奥深さ」や「豊かさ」
を生涯にわたって保証するのだろう。

振り返って,今の私達の生活、それらのバックボーンがどんどん痩せて
しまった気がする。だからといって、子どもたちに、疑似体験出来る玩具を
持たせて良しとするのは全く別の話だ。





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