ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

ジャガイモの花

2009-07-17 18:00:49 | Weblog





朝から爽やかな一日だった。
早朝、湿度が抜けて、「ルゥ」ちゃんと、神社の回りを
歩いていると、肌寒かった。

キリリと締まった朝だ。
北海道の山の遭難事故が朝からずっとニュースで
流れている。そんなに高い山はないけど、気象条件は厳しい。

以前、ラウス岳に登りたくて、2年連続でチャレンジしたけど、
2度とも、願いを果たせなかった。
羅臼平さえ、届かなかった。
まだ、五湖の紅葉が美しい、9月の中旬だったと思うけど、
氷が張り付いてつるつるだった。

同じ時期に、利尻岳にも登っている、コチラは、非難小屋で
一晩、お世話になり、翌朝なんとか頂上に立った。
冬用のシェラフを持って行かず、小屋の中では、一睡もできなかった。

今日は、HAA夏期研修会の準備に追われた一日となった。
フランスと静岡からのお客様は、意気投合して、沼巡り一周の
山歩きに出られた。お天気に恵まれ、良い一日だったと話して下さった。

悪い日もあれば、必ず、良い日もやって来る。
冬のニセコで、悪天候が続いても、必ず吹雪と吹雪の間に
ちょっとした、晴れ間が現れる、ひたすらそれを待つ。
「春になったら・・・・」という夢を意識して見る、
でなきゃ、やってられない事も、多い。
そんな「待つ」ということにも慣れた。

今夏の北海道、お天気は非常に不安定だ。

芋の花が、一番美しい季節。

麦畑がつづく・・・・・・。