草花探訪

季節の草花苗づくり

梅雨明け間近

2017年07月12日 | 花の写真

この1週間の陽気は一足飛びに盛夏が訪れたような暑さの連続でした。まだ梅雨明け

前なのに猛暑日・熱帯夜には辟易しています。

でも、少々の暑さぐらいに愚痴ってはおられません。

TV・新聞等で報じられる福岡・大分の豪雨の被災を案じ、老人でも何かお役に立てる

ことないかと、思いめぐらせている一週間でもありました。

 

さて朝5時に出発する日課の早朝ウオーキング、7日(金)の5時半ごろに北野の森で

蝉の初音を聞きました。確か昨年も一昨年も七夕の日の頃に初音を聞いたように思います。

急に真夏がやってきて、蝉も突然に鳴きだ下のではありません。少し長いスパーンで見ると、

いつものように季節が巡ってきた事に気づかされたわけです。

そういえば決まってこの時期に咲く花でウオーキング途中に出会う花がありました。

一つは「半夏生」もう一つは「ネジ花」。さっそく確かめてみました。

「半夏生」は花街のあるお宅の玄関先に、鉢植えで今年も置かれていました。

この花は小さな花が穂のようにあつまる花そのものは地味ですが、茎の先端近くの葉が

白色に変色するところが珍しいことと、旧暦の二十四節季の一つ(夏至から数えて十一日目)

の「半夏生ず」の頃に決まって咲き始める花だそうです。

ドクダミの仲間で、葉の形も匂いがきついところもよく似ています。

「ネジ花」は日本で自生する「ラン」の中では一番小さいランだそうです。雑草と見間違え

られそうですが、よく見ると5ミリほどの薄桃色の花をらせん状につけた姿はかわいいです。

ねじれた花姿からこの名が付いたそうです。

日当たりのよい草地や芝生に生えていて、愛好家は採取して鉢植えで楽しむそうです。

私は今年もこの時期に散歩コース途中の私立高校の芝桜の庭で見つけました。

    

 

メインは今週の花の紹介はです。

蓮」の花、東寺と法金剛院に出かけて写してきましたので紹介します。

まず東寺から。東門をくぐって西の方向を眺めたところ。

     

参道を西へ百mすすんっで南側に五重塔が見えるあたりから。

蓮の堀沿いに南へ進むと宝庫があり、小野道風ゆかりの柳の木と言われる柳が。

東寺の蓮は東門近くのL字型の堀に植わっているだけ、種類も薄桃色一色、期待が

大きかったのでがっかり。

そこで東寺の風景写真3枚。同行二人の白い衣装の方、バスツアーのご一行様、

そして南門から五重塔を。

 

次は法金剛院の蓮。ここは一周約百mの池を白色の蓮花と蓮の葉が覆い、池と本堂の

あたりに大きい鉢に植えられているいろんな種類の蓮が咲き始めていて楽しみです。

朝7時から観蓮会が行われていますので写真愛好家には狙い目です。