昨日から実際に漢詩を作り始めました。
と言ってもびっくりするようなことではありません。
作り方の本に載っている詩語集から、
平仄が合い、韻もあっている語を選び出し、
それを並べることなのです。
自分の好きな言葉を使って詩を作るのじゃなく、
ひたすら詩語集から条件に合った語句を選び出す作業です。
従って詩でもなんでもないものが出来上がります。
平仄と並べ方を覚えること、
韻を覚えること、
その練習をしっかりやらなければ漢詩は作れない、
それが基礎の基礎で、初めから自分の独創をやりたがるなら、
漢詩はやめるべきだ、と厳しく言われます。
一種のパズル感覚ですね。
一人でやっていてもいずれ飽きるので、
仲間を求めて習作を披露します。
こんな披露を平気でするのが私の個性でしょう。
一日一首を目標にしています。
誰か一緒に作ってみようと言う初心者の方いらっしゃいませんか?
霜 半 獨 寒 霜
降 夜 坐 林 夜
月 故 小 寂
冷 人 斎 寞
送 携 音 夕
君 酒 信 輝
帰 到 稀 微
銀 忽 燈 村 孤
漢 驚 寒 落 月
無 飢 夜 凄
窮 鳥 静 々
詩 霜 地 孤
幾 狐 爐 月
篇 叫 前 懸
七言絶句です。どうかこんな句に絶句なさいませんように。
私が参考にしている本は 新田大作「漢詩の作り方」明治書院 です。
他にもあるようです。