竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

霜の朝、竹の油抜き

2010-01-18 15:53:53 | 竹工芸
 
今朝はすごい霜でした。お茶畑はまるで雪が降ったよう。
まだ新芽が出ていないからいいですが、新芽が出る頃は霜が大敵、
霜が降りそうな朝は、散水をしたり防霜ファンで風を起こしたり、
様々な対策が採られています。
 
 
今日は真竹の油抜きをしました。
今日は一定の長さに切って、一定の幅に割ってある竹を、
薪ストーブの上で熱して、浮いてきた水分を布で拭き取る作業をしました。
この竹を日光に晒すと白いきれいな竹になります。
 
私が使う竹は真竹と淡竹ですが、
油抜きをして晒し竹にするには、真竹でなければなりません。
つやが全然違うのです。
 
 
明日は長いままの真竹を丸ごと油抜きをします。
これは外での作業、今週はだんだん暖かくなるようなので、
風もないし、外で火を起こすには最適です。
 
真竹は筍をイノシシに食べられて激減しています。
でも私が使うのはわずかになってしまいました。
その程度なら間に合いそうです。