行ってきますた、東京ドーム。
ハッキリ言って久しぶりの感動の薄いライヴだったな。
27年ぶりだってのに・・・・・。
たぶん、スティングの来日コンサートを毎回見ているせいかも知れない。
27年前も行ったな。
おれ、ハタチだったのか・・・・・。
その当時は、ポリスも絶好調で「ドゥドゥドゥ・デ・ダダダ」が大ヒットして若かった。
みんな年取ったよね。
しょうがないけど。
スティングはまったく高い声が出なくなっていた。
声を張るところは問題ないんだけど、ノーマルに歌うときはまったく声が出ない感じだった。
アンディ・サマーズは一番年寄りの割りには一番頑張っていた。
顔をしかめて二重あごを作りながらピッキングしているところは、吉田拓郎かと思ったよ。
スチュワート・コープランドも現役バリバリのドラミングだったけど、
小さいシンバルを使ったリムショットやトップシンバルを多用するドラミングも今では珍しいもんのではないかな。
しかし「3人の音」にこだわったステージには好感が持てたな。
でも、彼らは結成30周年の年に再結成した。
いったい何を求めて、なにをやりたかったんだろう。
ステージ上からはまったくそれが伝わってこなかった。
当然、来ている観客の年齢層も高い。
若い人たちには名前でした聞いたことのないバンドなんだろうね。
ラストアルバム「シンクロニシティ」からの曲をライヴで見るのは初めてだったわけだが、
あまり感動がなかった。
イイ曲も多いんだけどね。
むしろ「キャント・スタンド・ルージング・ユー」
「ネクスト・トゥ・ユー」など、
初期の頃の曲はよかったなぁ。
それと改めて思いましたが「見つめていたい」はイイ曲だねぇ。
名曲ですよ。
いずれにしても、スティングのライヴで演奏されたポリス時代の曲を聴く欲求不満な感じが今回のライヴでは払拭されたので、それがとても良かったかな。
もう3人のライヴ・パフォーマンスを見るのも今回が最後だと思うけど、
もし次回も来るようなことがあっても、
もうイイかな。