絵本の里・剣淵町に第3弾のご当地ポストがお目見え
絵を手掛けた絵本作家のあべ弘士さんも出席し除幕式
絵本の里・剣淵町にクロコダイルやイルカなどが描かれた3か所目のご当地ポストがお目見え、11月21日に町民センター前で除幕式が行われました。デザインを担当した旭川市在住の絵本作家・あべ弘士さん(75)も出席、保育園児たちが投函する様子を優しい眼差しで見守っていました。
絵本によるまちづくりで知られる同町には、昨年11月に「けんぶちふるさと絵本賞」を受賞した絵本の主人公を描いたポストなど既に2か所のご当地ポストがありなす。今回は、あべさんが初めて手掛けたポストには、赤茶色のクロコダイルが水面を泳ぎ、イルカが跳びはねる様子が描かれています。
除幕式には、早坂純夫町長や高橋毅町議会議長、輪島正勝・名寄郵便局長、北上川地区連絡会士別部会長の田中義博・朱鞠内郵便局長、羽田野由人・剣淵郵便局長らが出席しました。佐藤和博・西原郵便局長の司会でテープカットの後、あべさんが保育園児に「絵本の町に私が描いたポストがあるのはうれしい。クロコダイルを描いたので、投函する際、あまり奥まで手を入れるとかみつかれるので注意してね」と呼びかけ、会場の笑いを呼んでいました。
席上、羽田野局長からパネルを示しながら剣淵郵便局が初めて作成した絵本、をかたどった風景印が紹介されました。この珍しい風景印は、国内各地をはじめ中国や台湾、韓国などから押印依頼が殺到、町でも観光客誘致のひとつにと期待を寄せています。
あいさつをするデザイン担当のあべさん
クロコダイルとイルカが描かれたポスト
ポストの右側
はがきを投函する保育園児たち
絵本型風景印を紹介する羽田野局長