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絵手紙サークル「いち語いち絵の会」が普及に取り組む

2015年04月17日 11時54分24秒 | お知らせ
届け!“未来ゆうびん”~数年後の子や孫、連れ合いに
絵手紙サークル「いち語いち絵の会」が普及に取り組む



 何年後かに届く絵手紙を子や孫、連れ合いに出してみませんか―。日本絵手紙協会公認講師の箕浦尚美さん=札幌市北区在住=は、主宰する絵手紙サークル「いち語いち絵の会」で、絵手紙を希望する年数保管して指定の年月日に投函する“未来ゆうびん”の差し出しを呼びかけています。この手紙版タイムカプセルは、今の想いを託したメッセージが時を越えて届くことで思いも寄らない感動を生む可能性もあり、新たな手紙文化として注目されます。

 未来ゆうびんは、はがきや手紙、写真などの紙製品を有料で最大20年間保管し、希望の投函日に差し出すサービスで、長野県内の業者が行っています。定形封筒に入るものとA4封筒に入るものがあり、いずれも50グラムまで、100グラムまで、200グラムまでの重量区分があります。例えば50グラムまでを来年12月まで預けると500円、20年後の12月まで預けると1450円など、重さと年数によって料金が変わっています。

 主婦ら12人が集まった札幌市資料館(中央区大通西13)の教室で、箕浦さんは「未来に向けたメッセージを託すにはまず送る相手をきちんと決め、次に数年後の相手に想いを馳せて手紙文を先に書きます。今日の日付や自分の年齢も書いておくと楽しいのでは。その後に絵手紙を書き、手紙文に書いた想いを一言に縮めて添えてみましょう」と説明していました。箕浦さんが差し出す相手を問いかけると、受講生たちは娘や孫、妹、夫、自分など思い思いの相手を答え、3年後から5年後に届く手紙文をじっくり考えてしたため、その後に絵や短文で絵手紙を完成させていました。

 箕浦さんは、同教室以外にも自分が主宰しているほかの5教室でも受講生たちに未来ゆうびんを紹介し、絵手紙の新たな可能性を探ることにしています。
 未来ゆうびんについての問い合わせは、栄村国際絵手紙タイムカプセル館(☎0269-87-1920)へ。

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