MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.031 「シャッター アイランド」 (2009年 138分 シネスコ)

2010-04-12 00:40:34 | 2010年劇場鑑賞
監督 マーティン・スコセッシ
出演 レオナルド・ディカプリオ
   ベン・キングズレー
   マーク・ラファロ



ご無沙汰でございます・・・仕事がこの時期忙しく映画が見れてなかったんですが、少しづつ通常のパターンの生活にもどりつつあります。
今夜はレイトショーで話題のレオナルド・ディカプリオの最新ミステリー作を鑑賞です。
珍しく日曜のレイトショーでの鑑賞となりましが、さすが日曜の夜といなるとロビーも人がまばらです。

(あらすじ)

精神を病んだ犯罪者の収容施設がある孤島、シャッター アイランド。
厳重に管理された施設から、一人の女性患者が謎のメッセージを残して姿を消す。
孤島で起きた不可解な失踪(しっそう)事件の担当になった連邦保安官のテディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)は、この孤島の怪しさに気付き始める…



こういう映画は書きにくいんです・・・ネタバレしてはいけないと言う事があるので書きたくても書きようがないというレビュー泣かせの映画です。
冒頭に「「シャッター アイランド」をご覧になる前に・・・」という注釈付きのメッセージが出ますが、「あなたの脳に騙されてはいけない・・・」という文章がいかにもミステリアスな雰囲気を煽り、お決まりの「結末は誰にも話さないように・・・」という文まで相当にトリッキーであっと驚くどんでん返しがあると言う印象を観客に印象づける。
これがあるおかけで逆に何かと観客があれこれ想像して、見破った方々も少ないないかもね。
逆に余計な事を何も言わない方がかえって言いような気がします。

正直個人的にはそんな大きな驚きは感じなかったけど、いろいろ伏線が張られたりしてるのは何度か見れば良くわかるでしょうね~
そういう意味では複数回鑑賞してこそこの映画の巧妙さが実感できるかもしれません。

でもそれよりこの映画の持つ重く冷たいムードが結構いい雰囲気を出しています。
レオナルド・ディカプリオの演じる捜査官テディのハードボイルドな雰囲気の中に垣間見れるどことなく弱い部分は「エンゼル・ハート」のミッキー・ローク少し思いだした。
まぁ~とっつあん坊や風にも見えなくもないが(笑)



フラッシュバックの多用など映像に変則的編集がされてるのでよく見ておかないと取り残されるかも?
ただ・・・このテの映画を見なれた人には途中で見破ってしまうかも???
結局過剰に宣伝を煽り過ぎるのもいかがなものか・・・?
驚きの結末なんて言うと頭の中で見ながら色んなオチを想定してしまうから・・・想像してたオチよりショボイ結末だったら落胆の危険があるもんね。



★★★ 2010.4.11(日) アポロシネマ8 スクリーン4 20:50 G-3