MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.028 「シャーロック・ホームズ」 (2009年 129分 シネスコ)

2010-04-01 00:57:20 | 2010年劇場鑑賞
監督 ガイ・リッチー
出演 ロバート・ダウニー・Jr
   ジュード・ロウ
   レイチェル・マクアダムス


久しぶりにアポロシネマ8のレイトショーで見る映画が「シャーロック・ホームズ」。
あのコナン・ドイルが生んだ名探偵です。
過去に幾度か映画にもなってますが、今回は今でのホームズとは少しばかり違った印象・・・そこが今回の見どころかもしれませんね。
子供のころ学校の図書館でホームズやルパンの本が置いてありましたね~「ルパン対ホームズ」とか子ども心に「夢の対決やんけ!」とか思ったもんでした。
実際ホームズが活躍する長編小説は3~4作だっかと記憶しますが、今回は当然オリジナルストーリーなんでしょうね。

(あらすじ)

新たな難事件に挑むことになった名探偵シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)。
相棒のワトソン博士(ジュード・ロウ)とともに宿敵ブラックウッド(マーク・ストロング)に立ち向かう。
そんな中、国の崩壊をもくろむ巨大な陰謀を暴くための壮絶な闘いが、ホームズとワトソンを待っていた。



ホームズ演じるのは好調ロバート・ダウニー・Jr。
助手のワトソンにジュード・ロウという豪華コンビで、監督が一般的にはマドンナの前夫として知られるガイ・リッチー・・・「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」と言う奇跡の傑作を産み出して以降はイマイチな感じの監督さんですが、今回はさて?と思って見ました。
なかなか面白くは見れたんですが彼らしいトリッキーな手法は随所に見られるのはいいんですがね~ただそれが良くもあり悪くもあり・・・って感じでしたね。

戦う前に頭の中で攻撃のシュミレーションをするのが映像として出てきたりするのは面白いけど、謎解きやひらめいて行動に出たりする場面は暫し、見てるこっちを置いてけぼりにされてしまうぐらいスピーディーで、しばし私は???なシーンがありましたね。



アクションシーンも多く一般受けする要素も十分で、映画的にキャラだちするマッチョなホームズは21世紀型の銀幕のニューヒーローになる可能性は今後の監督次第?
是非いつかルパンを引っ張り出してルパン対ホームズを映画でも実現させてもらいたいね~
クライマックスはロンドンのビックベンでのルパン対ホームズ格闘対決!ってのいかがかな?
そんな事を連想してしまうくらい今後可能性を秘めたシリーズ物になるかも知れない作品。
でも今回は私的にはガイ・リッチーのスタイルがこの映画にあってるかどうかはやや疑問かな~

余談だがこの映画の終盤でホームズが重要なセリフを言ったと同時に突然客席の電気がパッと点いた・・・あまりにもセリフとのタイミングの良さにこれって劇場側の演出か???と思ってしまったが、真相は謎です。
何らかの事故(係員が誤って電気を点けてしまったとか)と思われるが、ホームズの映画だけにだけにミステリアスな出来事でした。




★★★ 2010.3.25(土) アポロシネマ8 スクリーン1 21:00 J-5