監督 ジョージ・ロイ・ヒル
出演 ポール・ニューマン
ロバート・レッドフォード
キャサリン・ロス
今、TOHOシネマズで開催されてる「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」という企画が好評のようです。
古い映画をシネコンのスクリーンで見るというイベントですが、厳選された60年代から80年代の作品を中心にセレクトされていて、なかなか興味深いですね。
ま、入場料金1000円ですが、すべての作品がレンタル店へ行けば100円で借りて、自宅でゆっくり見れてしまう・・・そこらは個人の価値観によるんでしょうが、私としては今一度こういう映画を映画館で見てほしいし、また見て見たい・・・
本来は映画は映画館の大スクリーンで見るのが当然だった時代の作品を原点に返って見るのもいいもんです。
でも午前10時1回きりとはなかなか辛い・・・と思ってたらこの映画のように夕方でも上映してる作品があるんですね~
そして館内はなんと満席に近いほどの入りでびっくり!
(あらすじ)
西部の悪名高い強盗団「壁の穴強盗団」のリーダー、ブッチ(P.ニューマン)とその相棒サンダンス(R.レッドフォード)は、列車強盗を繰り返していたため、鉄道会社が派遣した凄腕の刺客に追われることに。
あわやこれまでというところ、なんとか逃げ切ったふたりはサンダンスの恋人エッタとともにボリビアに逃げ込む。
しかし、そこは彼らの想像とは違う国だった・・・

セピア色の画面のオープニングからやがて主人公2人を乗せた馬が荒野を走る所でカラーにさりげなく変わるシーンは、この21世紀のシネコンのスクリーンにこの作品が蘇った・・・なんかそんな印象を持ってしまいました。
そこから何度かTVやビデオ、DVDで見てるにも関わらずワクワクさせられます。
まさに名作中の名作ですね~年齢を重ねて見れば見るほど、ますます味わい深い感動がそこにあります。
ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの若き姿はスクリーンで見て改めてスターの“オーラ”という今時の言葉よりスターの“輝き”という言葉がピッタリ当てはまるように感じます。
クローズアップになるとスターの輝きを放つような粋な表情などはまさに映画スターそのもの・・・昨今の映画スターにはない格調と品が感じられます。(この感覚は自宅のDVD鑑賞ではなかなか感じなかった)

もちろんこの映画の内容もユーモアがあり、西部劇としても見せ場も多く飽きることなく楽しめます。
バート・バカラックによるスタンダードナンバーである主題歌♪雨にぬれてもも映画で通して聴くとより素晴らしい。
主人公たちが中盤から追手に追われての旅となるが、彼らは逃げるというより何かを求めて安住の地を求める旅に出る。
追手をかわしながらも、行く先で銀号強盗を働く。
ラストは包囲され逃げ場もなく、負傷し手負いとなりながらも残り少ない弾丸を銃に込め、そして次はオーストラリアへ行こうなどと言う・・・こんな状況でもまだ何かを求めて明日を夢見て、そして銃をぶっ放しながら突っ込んでいく・・・まさに明日に向って撃て!(昔に配給会社はホント上手い邦題を付けたもんだ!)
アメリカンニューシネマの代表作という名に相応しい幕切れですね。
私は初めてこの映画をスクリーンで見ましたが、やはり自宅のTVで見るより数倍良いです。
他の作品群もきっとそうだと思います。
個人的には「ブリット」「大脱走」「アラビアのロレンス」「ゴッドファーザー」「ベンハー」を見て見たいです。
映画は映画館で見るもの・・・映画スターは銀幕で踊ってこそ映画スター。
そんな映画の“原点“を改めて知らされました。
★★★★★★ 2010.3.4(木) TOHOシネマズなんば スクリーン7 18:30 C-11
出演 ポール・ニューマン
ロバート・レッドフォード
キャサリン・ロス
今、TOHOシネマズで開催されてる「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」という企画が好評のようです。
古い映画をシネコンのスクリーンで見るというイベントですが、厳選された60年代から80年代の作品を中心にセレクトされていて、なかなか興味深いですね。
ま、入場料金1000円ですが、すべての作品がレンタル店へ行けば100円で借りて、自宅でゆっくり見れてしまう・・・そこらは個人の価値観によるんでしょうが、私としては今一度こういう映画を映画館で見てほしいし、また見て見たい・・・
本来は映画は映画館の大スクリーンで見るのが当然だった時代の作品を原点に返って見るのもいいもんです。
でも午前10時1回きりとはなかなか辛い・・・と思ってたらこの映画のように夕方でも上映してる作品があるんですね~
そして館内はなんと満席に近いほどの入りでびっくり!
(あらすじ)
西部の悪名高い強盗団「壁の穴強盗団」のリーダー、ブッチ(P.ニューマン)とその相棒サンダンス(R.レッドフォード)は、列車強盗を繰り返していたため、鉄道会社が派遣した凄腕の刺客に追われることに。
あわやこれまでというところ、なんとか逃げ切ったふたりはサンダンスの恋人エッタとともにボリビアに逃げ込む。
しかし、そこは彼らの想像とは違う国だった・・・

セピア色の画面のオープニングからやがて主人公2人を乗せた馬が荒野を走る所でカラーにさりげなく変わるシーンは、この21世紀のシネコンのスクリーンにこの作品が蘇った・・・なんかそんな印象を持ってしまいました。
そこから何度かTVやビデオ、DVDで見てるにも関わらずワクワクさせられます。
まさに名作中の名作ですね~年齢を重ねて見れば見るほど、ますます味わい深い感動がそこにあります。
ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの若き姿はスクリーンで見て改めてスターの“オーラ”という今時の言葉よりスターの“輝き”という言葉がピッタリ当てはまるように感じます。
クローズアップになるとスターの輝きを放つような粋な表情などはまさに映画スターそのもの・・・昨今の映画スターにはない格調と品が感じられます。(この感覚は自宅のDVD鑑賞ではなかなか感じなかった)

もちろんこの映画の内容もユーモアがあり、西部劇としても見せ場も多く飽きることなく楽しめます。
バート・バカラックによるスタンダードナンバーである主題歌♪雨にぬれてもも映画で通して聴くとより素晴らしい。
主人公たちが中盤から追手に追われての旅となるが、彼らは逃げるというより何かを求めて安住の地を求める旅に出る。
追手をかわしながらも、行く先で銀号強盗を働く。
ラストは包囲され逃げ場もなく、負傷し手負いとなりながらも残り少ない弾丸を銃に込め、そして次はオーストラリアへ行こうなどと言う・・・こんな状況でもまだ何かを求めて明日を夢見て、そして銃をぶっ放しながら突っ込んでいく・・・まさに明日に向って撃て!(昔に配給会社はホント上手い邦題を付けたもんだ!)
アメリカンニューシネマの代表作という名に相応しい幕切れですね。
私は初めてこの映画をスクリーンで見ましたが、やはり自宅のTVで見るより数倍良いです。
他の作品群もきっとそうだと思います。
個人的には「ブリット」「大脱走」「アラビアのロレンス」「ゴッドファーザー」「ベンハー」を見て見たいです。
映画は映画館で見るもの・・・映画スターは銀幕で踊ってこそ映画スター。
そんな映画の“原点“を改めて知らされました。
★★★★★★ 2010.3.4(木) TOHOシネマズなんば スクリーン7 18:30 C-11