監督 ナンシー・マイヤーズ
出演 メリル・ストリープ
スティーヴ・マーティン
アレック・ボールドウィン
今年のアカデミー賞の授賞式の季節がやってきました。
毎年録画で見ておりますが、いつも楽しみにしてるのがあれだけのイベントを仕切る司会者が誰か?ってこと。
色んな人が司会してるけど、ビリークリスタルのあの軽妙なノリが好きでした。
御約束の凝ったオープニングも・・・そして昨年は何とあのヒュージャックマンが見事な司会ぶりを見せてくれ、今年も連続登板か?と思いきや何と今年はスティーヴ・マーティンとアレック・ボールドウィンというこの映画のコンビです。
(あらすじ)
3人の子どもたちを育て上げた母親であり、大人気のベーカリーを経営する有名実業家でもあるジェーン(メリル・ストリープ)。
10年前に子どもたちの父親である敏腕弁護士ジェイク(アレック・ボールドウィン)と別れて以来、シングルライフを謳歌(おうか)していた彼女だったが、ある晩、息子の大学卒業式に出席するため滞在したホテルで……
メリルストリーブと言う女優さんはいつも見るたびに感心します。
どんな役をやっても上手いですね~この映画でももっと夫と不倫してしまい、その一方で誠実な建築家ともいい中になっていく50代の女性を実に可愛らしく演じてます。
戸惑い、または照れながら元夫のジェイクとの関係が深みにはまっていく姿は不倫という淫らな行為を感じさせない明るさがあります。
元夫婦だった2人が出合い、バーで酒を飲み会話がはずんでそしてベットまで行ってしまう。
この流れるよう展開でのアレック・ボールドウィンとのシーンが実に微笑ましく見れてしまうのも、2人の俳優のピタリとはまってた芝居によるものでしょうね。
このアレック・ボールドウィン扮するの元夫のジェイクの未練がましく、前妻に付きまとうシーンの面白いこと!
情事の最中に発作で倒れて救急車を呼ぶハメになるとこなんざ、何だかんだ行っても若くないんだから・・・って言う中年男の悲しさを感じてしまった(笑)
この役はアレック・ボールドウィン一世一代の名演と言っていいかもしれないほとよかった。
その彼を受け止めるを時には拒みながらも、“アホやけどやっぱり愛しい人”・・・とばかりに結局は微笑みながら受け止めていくジェーン。
そんな切っても切れない大人の男女の腐れ縁をこの2人が名演でみせてくれます。
そこに割って入ってくるスティーヴ・マーティン扮する建築家は誠実で典型的人の良い中年男。
ジェーンを挟んでのジェイクのキャラとのギャップの差が、この映画を面白くさせてくれます。
でも今回はスティーヴ・マーティンはコミカルな部分は全然なかったな~(コメディアンの片鱗が伺えたのはパーティでラリってしまうシーンぐらいかな?)
そういう部分はアレック・ボールドウィンが意外にも持って行ってしまった感がある(PCの前で全裸になるシーンとかね・・・)
しかしこういう不倫って本人たちがどんなに割り切って楽しもうが本気になろうが、結局は置いてけぼりになってしまうのは子供たち・・・後半はそんな部分もしっかり見せてくれます。
邦題だけで想像するとどんな映画かと思ってしまうけど、下ネタ満載の性懲りない大人たちの戸惑いつつも人生のセカンドチャンスに身を任せてしまう中高年の男女の恋愛ドラマ。
邦題はあってないね~
★★★★ 2010.2.25(木) なんばパークスシネマ シアター2 18:50 B-10
出演 メリル・ストリープ
スティーヴ・マーティン
アレック・ボールドウィン
今年のアカデミー賞の授賞式の季節がやってきました。
毎年録画で見ておりますが、いつも楽しみにしてるのがあれだけのイベントを仕切る司会者が誰か?ってこと。
色んな人が司会してるけど、ビリークリスタルのあの軽妙なノリが好きでした。
御約束の凝ったオープニングも・・・そして昨年は何とあのヒュージャックマンが見事な司会ぶりを見せてくれ、今年も連続登板か?と思いきや何と今年はスティーヴ・マーティンとアレック・ボールドウィンというこの映画のコンビです。
(あらすじ)
3人の子どもたちを育て上げた母親であり、大人気のベーカリーを経営する有名実業家でもあるジェーン(メリル・ストリープ)。
10年前に子どもたちの父親である敏腕弁護士ジェイク(アレック・ボールドウィン)と別れて以来、シングルライフを謳歌(おうか)していた彼女だったが、ある晩、息子の大学卒業式に出席するため滞在したホテルで……
メリルストリーブと言う女優さんはいつも見るたびに感心します。
どんな役をやっても上手いですね~この映画でももっと夫と不倫してしまい、その一方で誠実な建築家ともいい中になっていく50代の女性を実に可愛らしく演じてます。
戸惑い、または照れながら元夫のジェイクとの関係が深みにはまっていく姿は不倫という淫らな行為を感じさせない明るさがあります。
元夫婦だった2人が出合い、バーで酒を飲み会話がはずんでそしてベットまで行ってしまう。
この流れるよう展開でのアレック・ボールドウィンとのシーンが実に微笑ましく見れてしまうのも、2人の俳優のピタリとはまってた芝居によるものでしょうね。
このアレック・ボールドウィン扮するの元夫のジェイクの未練がましく、前妻に付きまとうシーンの面白いこと!
情事の最中に発作で倒れて救急車を呼ぶハメになるとこなんざ、何だかんだ行っても若くないんだから・・・って言う中年男の悲しさを感じてしまった(笑)
この役はアレック・ボールドウィン一世一代の名演と言っていいかもしれないほとよかった。
その彼を受け止めるを時には拒みながらも、“アホやけどやっぱり愛しい人”・・・とばかりに結局は微笑みながら受け止めていくジェーン。
そんな切っても切れない大人の男女の腐れ縁をこの2人が名演でみせてくれます。
そこに割って入ってくるスティーヴ・マーティン扮する建築家は誠実で典型的人の良い中年男。
ジェーンを挟んでのジェイクのキャラとのギャップの差が、この映画を面白くさせてくれます。
でも今回はスティーヴ・マーティンはコミカルな部分は全然なかったな~(コメディアンの片鱗が伺えたのはパーティでラリってしまうシーンぐらいかな?)
そういう部分はアレック・ボールドウィンが意外にも持って行ってしまった感がある(PCの前で全裸になるシーンとかね・・・)
しかしこういう不倫って本人たちがどんなに割り切って楽しもうが本気になろうが、結局は置いてけぼりになってしまうのは子供たち・・・後半はそんな部分もしっかり見せてくれます。
邦題だけで想像するとどんな映画かと思ってしまうけど、下ネタ満載の性懲りない大人たちの戸惑いつつも人生のセカンドチャンスに身を任せてしまう中高年の男女の恋愛ドラマ。
邦題はあってないね~
★★★★ 2010.2.25(木) なんばパークスシネマ シアター2 18:50 B-10