MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.055 「幻影師アイゼンハイム」(2006年 米/チェコ 109分 ビスタ)

2008-06-29 00:05:38 | 2008年劇場鑑賞
監督 ニール・バーガー
出演 エドワード・ノートン
    ポール・ジアマッティ
    ジェシカ・ビール



本日2本目の作品・・・結構ブランクが今月あるので駆け足で見ております。
新世界からなんばは敷島シネポップへ移動しての鑑賞だけど、この映画は前売りは¥1500-と高めなのでお馴染みの金券ショップで東宝映画券を¥1390-で購入しての鑑賞です。

(あらすじ)

魅惑的なイリュージョンで、大衆の心をつかむ幻影師アイゼンハイム(エドワード・ノートン)。
ある日、彼の評判を聞きつけた皇太子レオポルド(ルーファス・シーウェル)が、婚約者のソフィ(ジェシカ・ビール)を連れて彼のショーを観覧。
しかし、アイゼンハイムとソフィの間には、幼い日に身分の違いが原因で引き裂かれた過去があった。



エドワード・ノートン主演のこの映画はイリュージョニストをを主人公にしたドラマで昨年「プレステージ」と言う二人のマジシャンがタイマン張る作品がありましたが、今回は「プレステージ」のような派手な展開はないけど、ドラマとしてはこちらはラブストーリー仕立てでありながらサスペンス的な要素も取り入れてます。

この映画で出て来るマジックは「プレステージ」のような大仕掛けなイリュージョンではなくどちかと言うとオカルトチックで幻想的ですね。
実際こういうトリックのマジックがあるんならどうなってるんでしょうかね~?
マリックさんとかセロさんなんかが見たらすぐ判るんだろうな~

今回は髭ヅラで登場するエドワードノートンですが相変わらず上手い役者さんですね。
次回はハルクに挑戦ですが アメコミのモンスターヒーローを演じることでますます芸域が拡がるんではないでしょうか?



またポール・ジアマッティが存在感のある芝居でよかったですね。
ヤラレタ~て感じの最後の笑うシーンは印象的(「コンボイ」のアーネスト・ボーグナインをちょっと思いだしたぞ)

ドラマの真相は種明かししてもイリュージョンの種は伏せてあるのが気になりましたけど・・・でも実際あんなことが出来るとしたらどんな仕掛けなのか興味は湧きますな。
予想付きそうな結末だけど、「プレステージ」のようなトンデモ落ちとは違うので
、こちらの方が納得行きますね。
この映画も地味だけどミニシアターの上映が似合いそうな小作品な佳作でした。



☆☆☆ 2008.6.26(木) 敷島シネポップ3 16:30 E-8