
監督 ブラッド・バード
出演 パットン・オズワルト
ブラッド・ギャレット
ブライアン・デネヒー
「シッコ」を見た後の1本は実は「TAXI 4」を見に行こうと思ってたんですが、時間がなかなか上手く他の劇場とは合わず、無理をしたら行けないことはないけどここは布施で2本見ることにしました。
多分「TAXI 4」は・・・期待ハズレで終るであろうとの予想もありましたんで・・・
そこで候補に上がったのが「「レミーのおいしいレストラン」と10周年記念ワンコインセレクションの「座頭市物語」・・・
「座頭市物語」も貴重な機会なので見てみたい気もありましたが、評判上々の「レミーのおいしいレストラン」を選択しました。
(あらすじ)
料理が大好きで、一流レストランのシェフになることを夢見るネズミのレミーは、ある日、尊敬する料理人グストーの店にたどり着く。
そこで働くシェフ見習いのリングイニがヘマをして、スープを台無しにしてしまう。
その様子を見ていたレミーは、キッチンに入り込み、見事にスープを作り直すが、その姿をリングイニに目撃され……。
日本語吹き替え版しか上映が無かったんで仕方ないんですが、いつも心配なのが下手なタレントや芸人による吹き替えにより作品の雰囲気がブチ壊しになること。
そう言う意味では今回はリングイニ役の佐藤隆太さん意外はほとんど声優さんがアテてらしたんで違和感なくみれました。
人間から嫌われてるネズミとヘマばかりしているダメな人間の共同作業による料理が人々の感動を呼ぶという奇跡のようなファンタジー!
でもCGアニメとはいえ無数のネズミが厨房を走り回り埋め尽くす光景はやはり異様な絵になってましたね~
一応食器洗浄器に入って体洗ってたけど・・・それでも気持ち悪いな~(笑)
ネズミのレミーの協力で青年は成長し、やがて一流シェフの道を・・・という話かと思ったら、そうではなかったんですね~料理は相変わらずネズミ頼みにしても人間として少し成長したかな?て感じですが、「どんな者でも料理は作れる」というセリフがよく出てくるようにどんな者でも努力を続ければ夢は叶うと言うのをこの作品は描いてるように思いました。
だから尚のこと主人公の青年をありきたりのパターンである成功者として終らせなかったんではないでしょうかね。
時折スリルやサスペンスあり活劇ありと子供も大人も充分楽しめる作品ですね(個人的には「Mrインクレディブル」の方が好きでしたが・・・ま、ハリポタより面白かったかな)
☆☆☆☆ 2007.9.13(木) 布施ラインシネマ10 北館 シネマ3 19:20 I-3