No.085 「ラッシュアワー3」 （２００７年 米 ９３分 シネスコ）

監督　ブレット・ラトナー
出演　ジャッキー・チェン
　　　　クリス・タッカー
　　　　真田広之



「プロジェクトBB」に続いて今年で２本目のジャッキー・チェン主演作。
最近は年齢とともに力が落ちたとはいえ、相変わらずの身体能力の高さはさすがで、あの年齢でジャッキーだからこそあんな真似が出来るんでしょうね～

アメリカでの主演作でもっとも当たったシリーズの最新作で、監督も同じだし、相棒もあのヤカマシイ～クリス・タッカーという事で安定した面白さでハズレは無いでしょうね～とそこそこ期待しての鑑賞です。

（あらすじ）

在米香港領事館の大使が、中国マフィア“シャイシェン”の存在を突き止めたために狙撃される。
一命をとりとめた大使と娘を守るかたわら、シャイシェンを追跡することになったリー捜査官（ジャッキー・チェン）とカーター刑事（クリス・タッカー）。
事件を解く鍵がフランスにあることを突き止めた2人は、パリへ飛ぶが……。

相変わらず体を張ったアクションで楽しませてくれますが、今回は真田広之が悪役で出演してるって事で当然２人の夢の対決に注目が集まります。
真田広之といえば日本が誇るアクション俳優ですが、ここ何年も本格的はアクション映画には日本では出てないから、若い人の中には彼をアクションスターと知らない人も居ても不思議ではないでしょうね。

エッフェル塔での対決は中々見応えありますが、今回はジャッキーよりも真田の動きが印象に残りますね。
まだまだこう言う作品にどんどん出て欲しいもんですね。
日本でアクションスターと呼べるのは彼ぐらいしかいませんからね。
今回のジャッキーとの対決を見て改めてそう思いました。
またその存在感も今作品中の出演者の中ではピカ一で、真田広之がこの作品を締めてると言っても過言ではないでしょうね。

逆にクリス・タッカー・・・少し肥えたように思えるけど気のせいかな？
太ってもその甲高い声は健在で、その耳障りなマシンガントークは日本の劇場ではやや滑り気味かな？
とにかく・・・クリスやかましいぞ！

日本人では工藤夕貴も出演していたけど、何か・・・歳を取ったなぁ～という印象です。
でも今は海外で活動してる国際女優って事で堂々たるもんでしたね

期待していた割には過去２作と比べるとやや作品としては落ちるかと思いますが、ジャッキーVS真田を見れたので良しとしましょうかね。
でもこのシリーズはもうええんとちゃうん？と見終わった後の率直な感想でした。



☆☆☆　２００７．９．６(木)　なんばパークスシネマ　シアター７　１６：５０　N-30