日常のあれこれをそこはなとなく

料理、わんことの日々、海外ミステリを中心とした読書、ソフトバンクホークス、JAZZなどを書いていきます。

週刊光源氏

2013-01-26 07:27:57 | 読書
「週刊光源氏」という本を紹介します。



ご覧のように女性週刊誌の体裁をとって、源氏物語を紹介したムックです。光源氏の女性関係を女性週刊誌ふうに記事にしてあります。「追悼・桐壺更衣”いじめ”の末の凄絶死!」「源氏の政治生命も終わり? 決定的スキャンダル」といった具合です。



裏表紙です。昔週刊誌の裏表紙に「日ペンの美子ちゃん」というペン習字通信講座のPR漫画が載っていたのですが、そのパロディで「紫の式部ちゃん」という漫画が、美子ちゃんのタッチで描かれています。本の中の広告の部分も源氏物語に関連したパロディになっています。それは徹底した編集方針です。



高校の授業でよく扱う「小柴垣のもと」の部分は「じつはロリコン? 源氏幼女にご執心」という記事になっています。考えてみると18歳の光源氏が10歳の紫の上に恋をして、無理矢理自分の家に連れてきてしまうわけです。幼女誘拐拉致監禁です。今だとありえないですね。

実はこの「週刊光源氏」を出版したなあぷるという出版社はあのオウム真理教関連の会社だという噂が流れていました。今ググってみてもそういう記事が出てきます。この本はかなり売れた本なので、だとすると結構な資金があの団体に行ったことになります。まあ、僕としてはとても良くできた教材なので使わせてもらうだけですけど。

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エビとスナップエンドウの炒め物

2013-01-25 07:24:50 | 料理
春の食材がいろいろ出てきました。今回はスナップエンドウを使って炒め物を作りました。

材料は、スナップエンドウ1パック、エビ中サイズ12尾、ニンジン1/4、エリンギ1/2です。



スナップエンドウは、へたをつかんで手前に引っ張ると両側の筋が上手に取れます。



炒め物は固い物から炒めるのが基本です。ニンジンとエリンギを炒め、火が通ったらエビとスナップエンドウを炒めます。スナップエンドウはしゃきしゃきした食感が大事ですので炒めすぎないように気をつけます。



塩糀大さじ1、胡椒適量、今回は鶏ガラスープを少量お湯で溶かして使いました。



彩りもきれいですね。熱々の所を召し上がって下さい。
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村上春樹訳 大いなる眠り

2013-01-24 07:25:36 | 読書
村上春樹翻訳の「大いなる眠り」を読みました。これはレイモンド・チャンドラーのフィリップ・マーロウ物の1冊で、村上春樹の翻訳では、「ロング・グッドバイ」「さよなら愛しい人」「リトル・シスター」に続く4冊目です。



「大いなる眠り」はフィリップ・マーロウ物の中ではメジャーな作品です。僕も創元推理文庫の双葉十三郎訳を学生時代に読んでいました。ある引退した軍人で資産家から依頼を受けたマーロウが、その二人の娘達に振り回されながら謎を解いていく話です。次々に人が殺され、かなり複雑なプロットで物語が展開するのはレイモンド・チャンドラーの得意とするところです。

村上春樹がこの前に翻訳した「リトル・シスター」はやや難ありの作品でしたが、こちらはその複雑さにも拘わらず、しっかり構成された作品です。まだ、ハードカバーなので高いですが、いずれ文庫になると思いますので、そうしたらぜひ読んでみて下さい。



こちらも村上春樹の翻訳の「グレイト・ギャッツビー」です。僕はこの本は発売されたときに買ってすぐ読み、映画が見たくなって、ロバートレッドフォードの「華麗なるギャツビー」を借りて見ました。



何と、今年の夏レオナルド・デカプリオ主演でギャツビーが公開されるというニュースがありました。ロバート・レッドフォードの印象があまりに強い映画なので、どんなギャツビーを演じてくれるのかとても興味があります。それまでに、もう一度読み直してみようと思います。
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賛否両論! ダイアナ・クラール 「グラッド・ラグ・ドール」

2013-01-23 07:09:14 | 音楽
ダイアナ・クラールのニューアルバム「グラッド・ラグ・ドール」を買って聞いてみました。



ダイアナ・クラールは、現在最も活躍しているジャズシンガーの一人で、ピアニストとしても有名です。夫はあの有名なエルビス・コステロです。僕はこれまでこの人はよく知っていましたが、あまり注目してませんでした。正統派の女性ヴォーカルというジャンル自体にあまり興味がなかったからです。でも、カサンドラ・ウイルソンやシモーネ、最近ではヒラリー・コールなどは聞きます。

この「グラッド・ラグ・ドール」は、聞いてみて、びっくりしました。なんじゃあ、こりゃ! と思いました。一頃で言うと古くさい、田舎くさいJazzなのです。このアルバムはTボーン・バーネットがプロデュースしたそうですが、完全にその世界になっています。少なくとも、これはダイアナ・クラールの歌いたかった世界ではないのでは? と思えます。まだ、聞き込んでいないのでひょっとしたらこれが良くなるかも知れませんが、現在の所、あまり感心しません。おそらく多くのファンはがっかりしたのではないでしょうか?



こちらは、インガー・マリエ・グンデルセンの「My heart would have a reason」です。インガーマリエはノルウエーのJazzシンガーです。ちょうどノラ・ジョーンズが鮮烈なデビューをしたときに渋谷のHMVで、おすすめになっていたので聞いてみたのが始まりです。大人の女性のしっとりした歌いっぷりがなかなか渋いです。

インガー・マリエは丸の内の「Cotton Club」でライブを聞いたことがあります。ビジュアルがもうだめでした。変な薄い生地の飾りのないワンピース姿は、どこかのおばちゃんそのものでした。声も演奏も水準は高いのですが、とてもシックな店内とはミスマッチでした。でも、歌はいいんですよ。
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みんな大好き! 煮込みハンバーグ

2013-01-22 07:26:46 | 料理
煮込みハンバーグを作りました。

材料は、タマネギ1個、挽肉(牛豚合い挽き)300g、パン粉大さじ3、卵1個、ホールトマト1缶、デミグラスソース1缶、ニンジン1本、ブロッコリ1/4です。



タマネギをみじん切りにして炒めます。バター大さじ1、サラダオイル大さじ1をフライパンに入れ、温まったらタマネギを入れ、透明になるまで炒め、できたらボウルに入れて冷ましておきます。



冷めたら挽肉、牛乳で浸して絞ったパン粉、卵を入れて練ります。良くこねるのがこつです。



ホールトマト(カットトマトでも同じです)をボウルに入れ、手で崩します。この時汁がはねるので注意して下さい。大きめの鍋に入れてコンソメ2個を入れ、さらにデミグラスソース、水100ccを入れて煮込みます。ベイリーブスがあったら入れましょう。あくを取りながら煮て行きます。ニンジンも4センチくらいの縦割りにして一緒に煮ます。ある程度になったら塩、胡椒、ケチャップなどで味を調えます。僕は赤ワインを少し入れます。



ハンバーグは俵型に整形し、フライパンで焼きます。両面が焼けたら鍋に投入というか静かに入れます。



器に取ってブロッコリを乗せて完成です。この写真は手ぶれでしたね。失礼しました。

寒い季節には熱々の煮込みハンバーグが美味しいですね。

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